当社では、皆様ご存知の通り”稀少車”
というのを中心に取り揃えております。
中古車市場でなかなか見つからない、
また極端に数の少ないものを、基本的
に”稀少車”と言っているのですが、
その一つとしてボディカラーがあります。
一般的に1番人気は”ホワイト”。
で、2番目に”ブラック”となるですが、
この2カラー、どうしても売り値が高額
設定になります。
例えで言うと、このX1の茶色メタリック。
”マラケッシュ・ブラウン”
当時、出て間もなくのまだ新車自体の
納車が待ち状態のような時であり、
もちろん、中古車市場にこの色のX1が
1台も存在しなかった頃、たて続けに
3台仕入れをいたしました。
新車でオーダーしようにも、ディーラー
には展示車輌もこの色は一切無し。
新車を悩んでいる方達もけっこう来店
された程でした。
当時もやはり白・黒が1番人気だった
為に、見にいらっしゃる御客様の中
には、”こんな色、ゆくゆく大幅に値落ち
するんじゃないの?”と言われる御客様
も何人かいらっしゃいましたが、逆に
今となっては私の予想通り、白・黒色
よりもはるかに人気が高く、マーケット
でもかなりの高額になっており、条件の
良いものは、ホワイトよりも高い状況。
W212,ベンツのカラー
”キュープライトブラウン”
これもまさに同じ状態。
ベンツはとくに、=白・黒みたいのが
ありましたから、当時は皆
”まずいでしょ?この茶Mは”
なんて言っていたものですが、これも
今では高額取引される1台。
実物をみた事が無いので、新車で
こういう稀少色をオーダーするのは
かなりの勇気が必要な為、元々の
数が少ない車なんですが、年数が
経ち、街で偶然見かけるようになると
一気に人気が高まる傾向があるよう
です。
勿論、稀少色だからというだけで
なんでも良いわけではありません。
車種によっては、皆様の言う通りに
暴落してしまうカラーもありますが、
私の見ているものはそういうものとは
異なります。
さらにこういう稀少色のものは、内装
色がとても重要。
稀少色だからこそ、内外装の色合い
がポイントなんです。
例えばX1は、仕入れた3台ともに内装
色はカタログ色でもあったベージュ。
ちなみにW212は、チェスナットブラウン
色でありました。※カタログ色。
私はいつも”直感”を大事にしています。
誰がなんと言おうとも
”良いものは良い!”
という信念を貫いております(笑。
今週、新たに大変珍しいボディカラー
のBMWが入庫する予定であります。
そういう意味で、この車も私の目に
かなっている車輌なんであります。
上記の例のように内外装ともに色合い
がとても奇麗な1台なんです。
せっかく外車に乗るのですから、日本車に
無い独特の雰囲気や魅力を伝えたいと
思っています。