が発売されております。
今回も一個人さんお得意のお寺ネタであります。
という事で、久々に”仏像ネタ”を・・。
私の好きな仏像BEST5
①位 中宮寺(奈良)
菩薩半伽像
東洋美術における「考える像」で有名な、思惟半跏の
この像は、飛鳥時代の彫刻の最高傑作であると同時に、
わが国美術史上、あるいは東洋上代芸術を語る場合
にも欠かすことの出来ない地位を占める作品であります。
また国際美術史学者間では、この像の顔の優しさを
評して、数少い「古典的微笑(アルカイックスマイル)」の
典型として高く評価され、エジプトのスフィンクス、
レオナルド・ダ・ヴィンチ作のモナリザと並んで
「世界の三つの微笑像」とも呼ばれております。
※法隆寺の隣にある、ひっそりとした場所にあります。
この建物はこの像の為だけにあるようです。
大きさはそうでもないのですが、”息を飲む”ような
圧倒的な美しさと存在感のある像です。
こういう心に響く像は、まだ他には出会っておりません。
②位 広隆寺(京都) 弥勒菩薩半伽像
~飛鳥時代/7世紀前半・国宝
広隆寺にある飛鳥時代作の国宝彫刻。
創建当時の本尊と伝えられる。国宝第1号。
赤松の一木造で高さ約124cm。
右足を左膝に乗せ、右手をそっと頬に当てて思索
にふける半跏思惟像で微かに微笑んだ表情が
美しい。
③位は 奈良 新薬師寺 塑像十二神将像
※建物の場所もそうですが、とても”雰囲気”
のある像達です。
ミーハー感も少しは感じますが、興福寺の
それとは違い、迫力と技術力の凄さを感じます。
鎌倉時代 国宝
鎌倉時代に運慶が作った国宝無着菩薩立像は、
現在興福寺の北円堂に安置されております。
※阿修羅像や他色々と”スター像”を保有する興福寺
の中で、私が一番すごいと思ったのがこの像。
”運慶作”、さすがです。
生きているようかの圧倒的技量。
してあったみたいです。
有名な”阿修羅像”も見えます。
⑤位は 奈良 法隆寺 木造観音菩薩立像(百済観音)
飛鳥時代(7世紀) 国宝
百済観音がルーブル美術館で公開された時、
フランスでは“日本のヴィーナス”と大絶賛され、
1ヶ月で30万人もの人々が足を運んだという。
世界の人々を虜にする“美”がこの仏像にはあるのだ。
百済観音は横からの姿も大変美しいため、
法隆寺では側面から鑑賞出来るようになっていた。
国内最古級の仏でありながら、時空を超えて人の
魂を揺さぶる最高度の美しさを備えている。
※数え切れない程の国宝を保有する世界遺産
日本1号である法隆寺。
中でもこの”百済観音”の大きさ、美しさは郡を
抜いているように感じました。
法隆寺は、敷地、建物、その存在自体が美しく、大きく
広大で、奈良の中でも圧倒的に凄いので建物内の細かい?
国宝達がそこまで印象には 残りません。
ですがこの像だけは別でした。
私はしばらくこの像の横で立ち尽してしまった程
であります。
世界に誇る日本の美。
今後も機会があれば、どんどん仏像を見ていきます。