好きな仏像 BEST5 | シャルム 公式ブログ

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先日、私の愛読書である”一個人 10月号”

が発売されております。

今回も一個人さんお得意のお寺ネタであります。


という事で、久々に”仏像ネタ”を・・。


私の好きな仏像BEST5


①位 中宮寺(奈良) 

菩薩半伽像

~飛鳥時代/7世紀・国宝
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東洋美術における「考える像」で有名な、思惟半跏の

この像は、飛鳥時代の彫刻の最高傑作であると同時に、

わが国美術史上、あるいは東洋上代芸術を語る場合

にも欠かすことの出来ない地位を占める作品であります。

また国際美術史学者間では、この像の顔の優しさを

評して、数少い「古典的微笑(アルカイックスマイル)」の

典型として高く評価され、エジプトのスフィンクス、

レオナルド・ダ・ヴィンチ作のモナリザと並んで

「世界の三つの微笑像」とも呼ばれております。


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※法隆寺の隣にある、ひっそりとした場所にあります。

 この建物はこの像の為だけにあるようです。

 大きさはそうでもないのですが、”息を飲む”ような

 圧倒的な美しさと存在感のある像です。

 こういう心に響く像は、まだ他には出会っておりません。


②位 広隆寺(京都) 弥勒菩薩半伽像

~飛鳥時代/7世紀前半・国宝


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広隆寺にある飛鳥時代作の国宝彫刻。

創建当時の本尊と伝えられる。国宝第1号。

赤松の一木造で高さ約124cm。

右足を左膝に乗せ、右手をそっと頬に当てて思索

にふける半跏思惟像で微かに微笑んだ表情が

美しい。


③位は 奈良 新薬師寺 塑像十二神将像


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※建物の場所もそうですが、とても”雰囲気”

 のある像達です。

 ミーハー感も少しは感じますが、興福寺の

 それとは違い、迫力と技術力の凄さを感じます。


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④位は 奈良 興福寺 無着菩薩立像 

 鎌倉時代 国宝 

 
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鎌倉時代に運慶が作った国宝無着菩薩立像は、

現在興福寺の北円堂に安置されております。


※阿修羅像や他色々と”スター像”を保有する興福寺

 の中で、私が一番すごいと思ったのがこの像。  

 ”運慶作”、さすがです。

 生きているようかの圧倒的技量。


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興福寺、昔はこんな無造作に国宝を保管

してあったみたいです。

有名な”阿修羅像”も見えます。

⑤位は 奈良 法隆寺 木造観音菩薩立像(百済観音)

 飛鳥時代(7世紀) 国宝


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百済観音がルーブル美術館で公開された時、

フランスでは“日本のヴィーナス”と大絶賛され、

1ヶ月で30万人もの人々が足を運んだという。

世界の人々を虜にする“美”がこの仏像にはあるのだ。

百済観音は横からの姿も大変美しいため、

法隆寺では側面から鑑賞出来るようになっていた。

国内最古級の仏でありながら、時空を超えて人の

魂を揺さぶる最高度の美しさを備えている。


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※数え切れない程の国宝を保有する世界遺産

 日本1号である法隆寺。

 中でもこの”百済観音”の大きさ、美しさは郡を

 抜いているように感じました。

 法隆寺は、敷地、建物、その存在自体が美しく、大きく

 広大で、奈良の中でも圧倒的に凄いので建物内の細かい?

 国宝達がそこまで印象には 残りません。

 ですがこの像だけは別でした。

 私はしばらくこの像の横で立ち尽してしまった程

 であります。


世界に誇る日本の美。


今後も機会があれば、どんどん仏像を見ていきます。