お越しくださりありがとうございます

 

昨日もチラリと書きましたが

大好きな作家さんの新刊が出ました

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

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『アンマーとぼくら』 有川浩

 

写真がへたっぴで、うまく伝わらないのがもどかしいのですが

実物の表紙カバーの海、めっちゃきれいです!

 

このお話は、かりゆし58の「アンマー」から着想したそうです。

(めっちゃ名曲です!。゚(゚´Д`゚)゚。

 

主人公は北海道生まれ沖縄育ち。

「おかあさん」と一緒に休暇を過ごすために

沖縄に帰省する場面から始まります。

休暇は3日間の予定。

夢から覚めたてのような、ぼんやりした感じのまま

おかあさんの車に乗って走り出します。

 

父親と過ごした日々や

小さかった主人公とおかあさんの想い出、

あの時、言えなかったこと、言いたかったこと。

 

何年かぶりに訪れる場所で

主人公は、少しずつ、それを思い出していきます。

 

父親が、これでもか!っていうヤンチャぶりで

(うーん、でも

こういう人がタイプって女性もいるのかもしれない。

私はにちょっと無理だー…)

ずーっとイライラしながら読んでました(笑)

でも、その分、めっちゃいい友達が出てきます。

ほんま、いい奴!

 

読んでいる途中に

「そうか、きっとこういうことなんかな…?」

と想像していた全体図とは

最後の最後に、まったく違っていたことがわかります。

 

ラストに向けて

少しずつパズルのピースがはまっていく感じが何とも言えない。

 

このピースがここ?

え?こんなとこに?!

って

はまるはずないと思っていたピースが

かっちりはまったとき、
 

私が思っていたより

ずっとずっと壮大なパズルが完成したような

そんな気持ちになり、本を閉じました。

 

例え、目には見えなくても

沖縄の人たちが大事にしてきたもの、

それを大事にし続けてることが、

いつでも見守って後押ししてくれてるんだな。

 

さて、この本には

沖縄の名所や、おいしいごはんもたくさん出てきます。

3日間という設定もですが

沖縄旅行のガイドブックにもできちゃうんじゃないの?!

とも思えましたよ。

ちょっと旅行気分も味わえるかもしれません。

 

単純な私は

「うおーヽ(o`Д´o)ノ

 沖縄に行きたァァァァい!!」

ってなって

図書館で「るるぶ沖縄」を借りてきて

お話の中のルートをたどってみたりしています(笑)