去年の話です、雨が降っていたので傘をさして家まで帰りました。
うちの玄関は狭く、さらに靴が散乱しているため、濡れている傘をすぐに入れてしまうと、靴が濡れてしまう。そう思った僕は、いつも玄関の軒先に置くようにしていた。
その日の天気は雨こそ降っていたというが、特に嵐と言ったわけでもなく、風などは特に酷くなかった。僕はそのままその傘を置いていた。
数日後、また雨が降った。雨が降る日は朝が慌ただしい。急いで準備をして、家を出ようとした。
しかし、傘が無い。
どんなに傘を探しても傘が無い。なので、スペア傘を使って僕は家を出た。
家を出て歩いて行くと1km先だろうか、あるマンションの下に自分が使っていたビニール傘と同じ傘が壊れて落ちていた。強風に飛ばされたように。しかし、そんなところまで仮に飛ぶのであれば、誰かが怪我していてもおかしくないし、どう考えてもうちのマンションからそんなところまで飛ぶほどの強風が飛んでいたとは思えない。
その日、全てが終わって家に帰り、その話を家族にした。そしたら、隣人の家に傘が似たように置いてあったと。似たような傘でなく、似たように傘が置いてあったらしい。僕は隣人を疑うなんて発想を持っていなかったのでビックリしたが、その可能性も薄い。
傘よ、どこに行った。
少なくとも、そのおかげで今日、大学の売店で買った傘はすぐに壊れました。ローソンの傘が1番好きです。