3月末が近づいてきました
たまには株式投資のお話し。とは言っても超初心者級です。
3月末は企業の配当権利確定日、株主優待権利確定日が集中しているので、高配当・優待狙いの皆さまは何かと落ち着かないこととご推察します。
配当や株主優待の「権利確定日」前は、持ち株の売却を検討するタイミングの1つ。ではいつまでに買えば権利がつくのか(配当や株主優待がもらえるのか)、いつからなら売却しても配当・優待がもらえるのか。配当・優待狙いかどうかにかかわらず、これってけっこう重要です。
でも私はこれを覚えるのが苦手で、毎年気がついたら権利落ち日になっていて株価激下がり等の憂き目に遭ってきました。暗記力の無さには自信があります。
そこで今年は直前に復習しておくことにしました。以下は私のお勉強ノートです。自分の理解のためのノートなので、厳密さには欠けます。もしご参考なさる方は、必ず証券会社などのホームページでご確認ください。
まずざっくりと要点整理
- 配当や株主優待を受けるためには権利確定日の2営業日前までに株を購入・保有しておく必要がある。
- なぜなら配当や株主優待を受けるには、権利確定日に株主名簿に自分の名前が登載されている必要がある。
- しかし約定日から株主名簿への登載まで3営業日かかる。したがって権利確定日に買い約定をしてもすぐには名簿に載らない(その期の配当・優待は権利無し)。
「権利確定日」および関連する期日
- 権利確定日
- 権利付最終日(権利確定日の2営業日前)
この日の大引けまでに当該株式を買って保有していれば、権利確定日に株主名簿に自分の名前が登載されるので、配当または優待の権利が生じる。
- 権利落ち日(権利確定日の1営業日前)
前日(権利付最終日)に保有していればすでに株主としての権利は発生してるので、この日以降に当該株式を売却しても配当または優待は受けられる。
https://faq.rakuten-sec.co.jp/sp/90000302
https://support.matsui.co.jp/faq/show/554?site_domain=faq
権利落ち日に要注意
高配当株で配当金の権利を獲得しても、権利落ち日以降の株価に注意しないと結果として損しかねません。なぜなら配当狙い・優待狙いの株主は権利が付いた時点で売却益も狙う場合が多いから。
そのため権利落ち日以降は持ち株の株価が大幅に下落することが少なくないです。配当金より含み損が大きくなりすぎると困ります。特に時価総額の小さい高配当株等は要注意の気がします。
したがって権利落ち日の前場開始直後に成行で売却できるように取引予約を入れておくのも一案。ただし必ず値下がりするとも言い切れないので、前年の権利落ち日の値動きや直近の業績や株主還元の変化の有無などをまずは確認するのが良いようです。
ちなみに、権利確定日前は株価が上がる傾向にあるので、よほどの高配当株でもなければ、この時期に株を買う、特に株式投資を始めるのはやめたほうが無難です。
権利確定日が三末でない株なら、3月の購入を検討しても良いかもしれませんけどね。
久しぶりに脳みそを使って疲れたので、今日のお勉強はおしまい!