「BLOOD+」第37話「狂おしいまでに」観ましたっ☆ | 魔女のホーキのおしゃべり

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日々の雑事やマンガ&アニメの事などなど…他愛も無くタラタラとメモ書き感覚で続けられたら良いなぁと思ってます。
気まぐれ更新です☆

いやぁ~面白くって見応え満載でしたねっ、いつも以上にっ!


冒頭カールがシュヴァリエにさせるくだり…後でソロモンが言っていたけど、本人が望んだわけではなかったみたいな。

アンシェルも、そしてカール自身も言っていたけれど、カールはシュヴァリエという素材の実験材料だったのですね…。

今回初めてカールの真意を知り、かなり切なくなりました…。

今までのカールの狂喜を帯びたサヤへの執着に対し、「おいおい、ちょっと待ってよ(苦笑)」な感じで観ていたのですが、ここまでカールを追い詰めていたのは、ただ一途に愛情を欲する孤独な想いからの行動だったのですね。


その想いはもはや止められず、遂に勝手に単独行動を取るカール。

コープスコーズを無断に持ち出した事がアンシェルに知れ、アンシェルは決断を下す。

どうやら過去にも始末人的役割を果たしていたソロモン。「残酷ですね…」と言いながらも、アンシェルの命に従う様子。


一方ハヴィナの誕生会の準備をしているルイスとデヴィッド…デヴィッドがクッキングしてるよ(笑)☆多分これはスポンジケーキの土台ですよね…似合わな~い(^~^)でも食べてみたいっケーキ


そして気分転換にとモニークと一緒にカイを買い出しに行かせたグレイ…さすが年の功っ、気が効きます♪

だけどカイはモニークの会話にも上の空気味…そんなカイの態度にサヤの事を察するモニーク。

と、その時カイは何かに気付き、モニークに荷物を渡し駆けて行ったその先には、少年ディーヴァのオペラポスターを見つめていたサヤが…。

サヤの怪我を気遣うカイに、なおもよそよそしい態度を取り続けるサヤ。

そのまま沈黙が訪れて間も無く、そこへモニークがやって来て意を決してサヤに話し掛けましたっ。…これって落ち込んでいるカイの為?

一人でも多くの人に、初めての誕生会を祝ってもらったらハヴィアも喜ぶと言い、サヤの手を取るモニーク…良い子だなぁ♪そして健気だわ…っ。

サヤの顔にも以前の表情がチラリと見えて…。

約束をして去って行くモニークとカイ。

ここら辺でまた、カイが精神的に成長したな…と何となく思いました。

必要以上に騒がず、多くを語らず…語らずに見守るみたいな態度…とでも言うのでしょうか。


そして誕生会、岡村&真央コンビも招待されてワヤワヤやっていると、モニークがサヤの訪問に気付き出迎えに。

そしてプレゼントを持ってやって来たサヤ…このプレゼントを買う為のお金は、やっぱりハジが路上演奏で稼いだのでしょうか…何でも屋ハジ…偉いよ。

最初はよそよそしかったハヴィナも、次第に無邪気にサヤに笑顔を見せて、そんな笑顔にサヤの心も少しだけ癒されていた様子…。

そのまま帰ろうとしたサヤを引き止めたグレイ。またまたナイスフォローっ!

だけどサヤは離れた薄暗がりの部屋で一人でいると、そこへカイがハヴィアもサヤの事を気にしているからとやって来て…そしてまた二人の間にはぎこちない時が…。

沖縄での想い出話をするカイ。

もう前の様には戻れないのか…。

「私は翼手だから…」と言うサヤ。


そこへカールのサヤに語りかける声がっ!

外へ出たサヤの前には、コープスコーズを引き連れたカールが嬉々として待ち構えていて…遂に待望のサヤとの対決に歓喜するカール。

コープスコーズを相手に「こっちは俺達に任せろ」と応戦するカイ達の前に、おぉっ、シフ三人組が助っ人に登場です!ヤッター☆

なんかすっかり愛らしく見えるよ、ルルゥo(^▽^)o

カイとルルゥの掛け合いのシーンが凄く良かったです!

でもこーゆうの見ちゃうと、益々シフ達もこの先生き残って欲しいな~って想いが強くなる一方なんですが…微妙ですよね、シフ達の生存確率って…。死なんでくれ~っ!


一方激しさを増すカールの攻撃に、苦戦するサヤ。

カールの異常なまでのサヤへの執着は、もはや愛情の裏返しってヤツで…二人だけのこの闘いの時を愛しく想い、互いに互いの事だけを想う事に喜びを感じているカール…。

歪んだ愛情…まさしく狂おしいまでに…。

愛するディーヴァに愛されず、シェヴァリエの中で孤独を抱いていたカールにとって、サヤは自分と同じ様に孤独な存在に思えた愛しい存在。

いっそこのまま、自分はサヤの首を噛み砕き殺しながらその血を啜り、二人で一緒にこのまま死のう…とサヤに噛みつくカール。

なんとなくカールに同情していたのか、しばし噛まれたまま意識も虚ろになりかけたサヤの耳に、遠くから呼びかけるカイの声が…っ!

「こんな所で死ねない…っ」と再び闘争モードを蘇らせたサヤ。

その時サヤを押さえ付けていたカールの腕が斬られ、その瞬間サヤは自らの身体を貫通させながら、後ろにいるカールにトドメを刺した…。

その横にはソロモンが哀しげに立っていた…腕を斬ったのはソロモン。

結晶化してゆくカールの身体。


ソロモンは静かにカールの心情を語り、ただ彼は勘違いしていたと述べる。

サヤに自分と同じ様な孤独を感じ取ったのだろう…しかしサヤは、自らワザと皆を傷付けない為に孤独を選んでいたという事に気付かず…現実を受け入れず、目を背けていた哀れなカール。

気に掛けている自分(ソロモン)の存在にも気付かずに。

ここら辺でちょっと救われました…少なくともソロモンは、カールの事を本気で気に掛けていてくれたんだな…と(涙)。

カールが可哀相で…でもその事を知った今、彼はもういない…っ。


そしてソロモンはディーヴァの居場所をサヤに教えて去って行く。

ソロモンも色々と複雑な想いを抱えていながらも、シュヴァリエという呪縛に抗えず苦しんでいる様子…やはり孤独なソロモン。

確かに、アンシェル、ネイサン、ジェイムズの中じゃあねぇ…(汗)…って、笑いじゃなくマジで…。


その情報を聞き、また去ろうとするサヤを呼びとめるカイ。

「お前を守りたいんだっ!」

やっと言ってくれたよっ!…って思っちゃいましたっ。

出来る出来ないじゃなくて、理屈でもなくて、今心底思っている事を素直にぶつけて欲しかったから…っ。

想いや言葉には、時として多いに勇気づけられて、思いがけない力を発揮する原動力にもなりますもんっ!

サヤの張り詰めた心に染み渡るカイの言葉。

何かを言いかけたサヤ…どんな想いがこみ上げて来ていたのでしょうか…。


もう今回密度が濃くって…後で何度も観返そう!


…追記…


…で、上の文章を書き上げた後に早速観返したのですが、結構勘違いな事を書いていましたね、私(汗)。

その一番は、デヴィッドがエプロンしてクッキングしている時、既に目の前にケーキのスポンジがデカデカと映っておりました。

つー事は、デヴィッドは生クリームを泡立てていたのかな…どっちにしろ微笑ましいなぁ♪


あと最後のカイのセリフは「オレはお前を守りたい」でしたね。激しい言い方ではなく、大人な感じ…包容力を感じました…。

なんというか…気のせいかもしれませんが、今回カイの声(喋り)のトーンが、今までよりも少し低くなった様な気がしました。…意図的にでしょうか?それとも気のせい?