大きな瞳を見た
こちらを見つめる瞳は
清らかで穏やかだった
しばらく見つめ合っていた
ふと気がつくと
もう瞳は雲に隠れた
でもひとときの会話を
忘れないように
ここに書き留めておこう
暴族に会ったら
微笑みと愛の手を
権威を奪い合う
人の渦を見たら
静かにその場を去りなさい
立ちはだかる人がいたら
道を静かに譲りなさい
土と水と風と火の一族は
地球とともにあり
みなさまとともに居ます
このような感じで
私の心に直接語りかけてきた
（…と思ったの）
レムリアの方ですか？
と私も心で尋ねた
応えは返ってこなかった
でもあの瞳は
遠くレムリアの
方々のような気がしたの
愛のある瞳
ひびきわたる聲
美しい旋律のような…
レムリアの眼差しを
時を超えて
確かに受け取りました