今までの私(1)
幼少期を「こんな風に考えている子だった」などと
鮮明に覚えている方も少ないと思いますが、
私も幼少期~小学校まであまり覚えていません。
その間に2度も引越し、子供心にとても寂しかったのでしょう。
小学校の同級生とは今も仲良くしていて、いろいろ話を聞くと恥ずかしいです。
中学生の頃は「死」について考えていました。
義務教育が終わり高校受験が待っている、
将来がまったく考えられない、生きているほうが疲れる・・・と思っていたのです。
生きることから逃げたくて、でも逃げる勇気(?)はありませんでした。
そして「小学校からの友達がたくさんいるから」という理由でバスケ部に入部し、運動が苦手だった私は部活もサボり気味。
中でも印象に残っているのは、私が部活を「退部する」と言ったときです。
部活の仲間たちは「辞めないで」と泣いてくれました。
私は泣いて止めてくれるのをわかっていました。
わかっていて「退部する」と言ったのです。
今は、そういう風にしか愛を確かめられなかったのだとわかりますが、この方法が長く続かない恋愛を繰り返すこと、につながっていきます。