命と向き合う日々 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

のらさんご飯では食器に蟻さんがくっついたままのことがあります

蟻さんはその場所でなければ生きていけない(巣が違うと入れてもらえない)から、蟻さんがいた場所に戻さなければなりません

それが大変なので私は一ヶ所で食事が終わると食器や容器に蟻さんが付いていないか念入りに調べます

・・これ 時間掛かるの

 

 

魔女家のテラスのちっちゃな蜜柑の木にキアゲハさんが卵を産みつけました

 

 

やがてそこからこんな可愛らしい子が現れ

 

 

脱皮を繰り返し、変色します

最後は短時間で茶色から緑に代わるのです

 

そうしてむしゃむしゃと葉っぱを食べ続け何日かすると

 

 

自分の体を細い糸で木の枝に固定し、さなぎとなって何日も過ごします

この間、体の中を一旦どろどろにし

凄い勢いで体の中身を造り変え

蝶になるための準備を整えていきます

 

そうして約10日ほどで脱皮・羽化します

この間、約1ヵ月

 

 

ある朝、蛹から脱皮したキアゲハが羽を乾かしています

 

 

私はテラスへの窓を全部閉め、軍団をテラスに出さないようにします

 

 

 

 

なるべく長く生きられますように

 

 

長い時間を掛けて羽を乾かしたキアゲハは

このあと羽を広げてテラスから飛び去り

その後また戻って来てテラスをぐるり一周し、庭に飛び去って行きました

 

 

それからも蜜柑の木に2名の幼虫さんがおりましたが

 

 

わんぱく顔で可愛いこと

 

 

ふたりとも鳥に連れて行かれ、食べられてしまったようです

風雨が強い時は蜜柑の鉢を軒下に移動させたりして

毎日楽しみにその成長を見ていたのでショックで

 

鳥に襲われないよう月下美人の葉っぱで覆うようにしていたにもかかわらず・・

 

 

今頑張っている子です(現在1.5㎝ほど)

大きくなってきたら連れてかれないようにネットを被せようかな・・

 

 

 

 

先日の大雨の翌朝

のらさんご飯に出たら

細い道を蟹さんが急ぎ足で向かいの空家に向かっていました

 

 

 

 

雨で側溝に水が激しく流れ、避難してきたと思われるけれど

側溝の反対側の空き家に入ってしまい、迷子になったら干からびて死んじゃう

 

 

困り顔のカニさんを側溝横の草むらに戻しました

 

どうか、元気で暮らしてくださいね

 

 

 

 

のらさんご飯から戻ったら

 

 

リビングで《じゃじゃ丸》が魔女のお気に入りの百足さんのお子さまを部屋に連れ込んで虐めていました

 

 

百足さん大丈夫?!

 

慌てて救出

 

百足さんはテラスの鉢の下にいるのだけれど

やはり雨で出て来ちゃったみたい

鉢の下に戻すのは危険だから庭の住みやすそうな場所に移動してもらいました

 

 

 

 

玄関の前では昨夜《たぬきさん》が食べこぼしたご飯をコミスジさんが食べております

 

 

 

 

こちらは赤ちゃんを産んだ公園上の《ぐれこ》です

 

 

こう見えてかなり小柄で、仔猫ほどの大きさしかない《ぐれこ》

おっぱいを出すためにガツガツとたくさん食べます

 

 

魔女 「《ぐれこ》、こうえんまで おりてきて くれない」

 

ぐれこ 「え・・」

 

魔女 「ここの たけやぶは かが おおいから」

 

ぐれこ 「・・」

 

魔女 「おねがい」

 

 

 

翌日、《ぐれこ》は公園奥のベンチで待っておりました

そうして公園中央から向かう魔女を見つけると兎のように駆けて来て魔女の足の周りを飛び跳ねます

 

 

ぐれこ 「あたし こうえん きたよ」

 

魔女 「えらかったね」

 

 

赤ちゃんたちのためにガンガン食べます

そしてすごく早食い

 

 

だって、食べたらすぐに赤ちゃんのところに行かなければならないもの

 

 

《ぐれこ》、また あしたね

 

 

この翌日、《ぐれこ》は待ちきれず、公園中央まで走って来て

覗く《ふぐり》を殴りながらご飯を食べておりました

 

子どもたちを生かすために

《ぐれこ》は今必死です

 

ただ、あの道沿いのどこかで子育てするのは止めて欲しい

もう・・ 《ぼっさむ》の子どもたちや、《ちょび》ちゃんみたいに悲しすぎる現実は耐え難いから

 

 

 

 

《もりだくさん》がお気に入りのこの布団

 

 

魔女 「《もりちゃん》、そこが きにいったのね」

 

もりだくさん 「うん」

 

魔女 「いちにちじゅう そこにいるね」

 

もりだくさん 「だって・・ ここ 《つんでれ》の においするんだもん」

 

 

そう、このお布団は《つんでれ》と魔女がいつもいた場所

 

 

 

《つんちゃん》、どうしていますか

今はご機嫌ですか

 

《つんちゃん》のいない公園はものすごく淋しいです