ねこ日記 ~ 今週のいろいろ ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

《スーリヤ》  オッドアイ猫

 

 

やっと《じゃじゃ丸》といられるようになりました

 

 

それが嬉しくてたまらない《スーリヤ》です

 

 

みんなが食事をしていると自分も一緒になって混ざるのですが

けれどまだ鼻が利かないので食べ物の認識が出来ず 

ただじっと・・ 佇む

 

 

 

《ぐれ》  照れ

 

 

いつもの場所にやってきた《せてぃお》に酷く襲われ

そこを去るしかなかった《ぐれ》

 

そこから少し離れたところの空家辺りで何とか暮らし始めたようです

 

どうしているのか

寝るところはあるのか

 

最初の頃は空家の庭でご飯を待っていましたが

《ぐれ》のご飯狙いで《こいも》が来るようになり

そうなると女子の《こいも》狙いで《せてぃお》や《しろ》が来るようになります

 

だから《こいも》が来ると《ぐれ》は怒る

あんなに穏やかな子が怒る

あの日まで仲良くご飯を食べていた《こいも》を自分に近づけまいとして

自分が見つけた場所から追い出すのです 

 

そんな《ぐれ》の様子は、以前にようこさんも目の当たりにしていました

 

 

魔女 「《ぐれ》、《こいも》に おこったね」

 

ぐれ 「だって・・」

 

魔女 「いいのよ、 そうしないと いけないんでしょう」

 

ぐれ 「ぼく、やっと みつけた ばしょだから」

 

魔女 「そうよね」

 

ぐれ 「《せてお》とかきたら ぼく・・ もう・・ もう どっこも いくとこない」

 

魔女 「わかってるよ  ここが さいごの とりでなんだもんね」

 

ぐれ 「さいごの とりで、って?」

 

魔女 「《ぐれ》が やっとの おもいで みつけたばしょ」

 

ぐれ 「うん」

 

魔女 「しらない ばしょで ずいぶん とまどったでしょう」

 

ぐれ 「うん、まいにち びくびくしてた」

 

魔女 「でも 《ぐれ》は このあたりで じぶんの ばしょを つくったね」

 

ぐれ 「・・うん」

 

魔女 「どこかの ひとが 《ぐれ》に ごはん くれてるんでしょう」

 

ぐれ 「どして しってるの?!」

 

魔女 「だって 《ぐれ》、たまにしか あえないけど やせてないもの」

 

ぐれ 「・・」

 

魔女 「《ぐれ》、えらかったね じぶんで じぶんの いきる ばしょを ちゃんと みつけた」

 

ぐれ 「うん」

 

魔女 「ひとりで よくがんばったね、 《ぐれ》は つよいこだ」

 

 

ぐれ 「うん! ぼく がんばった」

 

魔女 「また あいに くるからね」

 

ぐれ 「うん!」

 

 

 

 

《ちょびちゃん》の道 ブーケ2

 

 

あれからもずっとあの場所には《ちょびちゃん》の写真とお花があります

たまさんが供えてくださっているのです

 

 

 

《ちょびちゃん》がバイクに跳ねられて亡くなった後

公園管理である土木事務所を訪ねたことは以前に書きました

 

その時に言っていた看板の件

土木事務所の方が作って上の公園(公園入り口はいくつかある)入り口に設置してくださいました

そこはまさに《ぼっさむ》の子どもたちや《ぐれこ》のこどもたち、そして他にも仔猫が撥ねられて無念の死を遂げた場所

 

 

 

土木事務所の方がデザインも考えてくれて、こんな看板を作っていただきました

 

「魔女さん、看板すごくいいですね!」 

 

「目立つよね!」

 

「これで事故が無くなるといいな!」

 

私たち猫好きはとても嬉しく思いました

 

 

 

しかし、この看板が目立って鬱陶しいと住民から苦情が来て

2か所の中のひとつを取り外すことになったと

制作してくださった公園担当の方から落胆の様子で連絡がありました

 

なんでしょうかね・・

その前の看板は取れ去られたし

なんだか、もう・・ 人の心の刺々しさに

言葉もない

 

ただ、担当の方に

嫌な思いをさせてしまって申し訳ありませんでした、と言うしかなくて・・

 

 

 

 

夜空に 星空

 

 

深夜ののらさんご飯に廻っている時

そこ以外は雲一つない空に

 

 

天使の羽みたいな雲を見つけました

 

天使の羽はその真ん中に見え隠れする月を抱き

ふわふわと羽を揺らして消えて行きました