のらねこ日記 ~ お爺ちゃんちの《三毛さん》、そして公園の高齢猫 ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

入院しているお爺ちゃんちにいた三毛さん

 

深夜にご飯をあげていたので暗くてしっかり見たことがなかったのですが

決して若くはありませんでした

 

10歳ほどだと思われます

だとすると、この子は家の中でお爺ちゃんと一緒に暮らしていたと推測されます

 

 

詳細な血液検査の結果が出て

エイズ、白血病に関しては共に陽性でした

 

この不調は、外生活のストレスでそれらのウィルスが悪さをし始めたものと思われます

 

下痢、食欲不振を始め、不安材料は多々ありますが

近々退院を

 

病院にいてもストレスは増大するばかり

一か八かの賭けとなりますが

何よりも重要な心の安定を図るにはそれしかないかということで

 

 

 

今年4月、18歳の《もりだくさん》です

 

この時魔女は

《もりだくさん》はいよいよこの夏を越せないと思っておりました

 

 

常に酷い鼻風邪状態で

目のまわりは目ヤニがこびりついて真っ黒で涙も滴り

口からは常に涎が垂れて糸を引き、食事を摂るのも儘ならなくて

挙句、後ろ足は毛がなくなり、真っ赤な皮膚が顕わになって

それは太腿、そしてお腹まで達していました

 

 

 

 

 

 

写真は目ヤニを取った後です

だけど、左目の目頭の下は爛れてしまって痛そう

 

 

これは何日も根気よく薬を塗って皮膚を治療し、毛が生えてきた頃のものです

 

 

 

でも口内炎による食欲不振はどうにもならず

スープを作って飲ませたり、a/d缶を少しずつ食べさせたりと四苦八苦していました

 

 

不調で不安になると膝に乗って来て

 

 

懸命に甘えます

 

 

 

痩せこけて骨は突き出てしまい、毛はバサバサで、足は涎がこびりついて真っ黒でした

 

 

魔女が《もりだくさん》を案じていることを知った猫仲間、ご近所の奥様を含む友人たち、そして早朝にいらしていたお爺さん

 

みんなが《もりだくさん》に心を寄せてくれ

懸命に面倒を見てくれて

大好きなお尻トントンをたくさんしてくださる日々を経て

 

《もりだくさん》は蘇りました

 

 

口内炎やなかなか治らない鼻風邪、さらに皮膚病、これら免疫不全の要素を鑑みるに

《もりだくさん》もエイズキャリアなのかもしれません

 

けれど、《もりだくさん》はたくさんの方たちの思いやりを受けて、それらを封じ込めたのです

口内炎も、鼻風邪も、皮膚炎もすべて完治し

かつて類を見ないほどの今年の酷暑を元気に乗り切りました

 

 

朝晩冷え込むようになった昨今

風邪などひかないかと心配しておりますが

まったく元気で毎朝魔女を出迎えてくれ、食欲も旺盛で、硬いものもぱくぱく食べます

 

 

 

今日の《もりだくさん》です

 

 

半年前までとは打って変わって

毛艶も良く、体調も良く、今日も大好きなパウチを4つ食べました

 

 

 

人の優しさや思いやりに触れ

心に不安がなくなれば、生きものは斯くも蘇るのだと嬉しく感じます

 

 

 

 

三毛さんはボラさんが引き取ってくださることになりました

 

ボラさんとLINEでたくさんお話をしました

ボラさんはこれまで私が引き取った子、看取ってきた子たちのことも全部知っておられます

 

だから三毛さん

あなたがそれまでお爺さんが可愛がってくれたように

また人にそうしてもらえれば、きっと悪いウィルスは引っ込むかも知れない

心穏やかに、それが最善の治療と考えます

 

 

 

 

一方、16歳の《つんでれくん》はすっかり老いてしまって・・

 

 

去年の冬はこんなにふくよかだったのが

 

 

今年はすっかり痩せてしまい

よぼよぼになってきました

 

 

 

毎日様子を見て

《つんでれが》辛そうになってきたら、引き取ろうと思います