お久しぶりの《ばんぶぅ》とか | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

おおよそこれほど人の顔を覚えない女もいないもんだ

昨日、つくづくそう思った

 

昨日のけもの道は日曜で工事はお休みだったが

人通りが激しかった

なぜならけもの道は選挙会場に行く抜け道でもあるから

 

みなさん、挨拶してくれるし、声も掛けてくれる

 

なんだかフレンドリーなご夫婦だな・・

と思っていて、通り過ぎた後によくよく思い返してみたら魔女家のお向かいのご夫婦だった

 

幼児連れのご夫婦がにこやかに挨拶をしてくれ

子どもが猫たちを見て怖そうに立ち止まってしまったら

お母さんが 「うちにも にゃんにゃん いるでしょ」 って

それで魔女が 「あら、お家に猫ちゃんがいらっしゃるのですか?」 と言ったら

「《ちっち》ですよ 毎日のように会ってるじゃないですか」 ・・って

 

この人は毎日猫の《ちっち》をリードで散歩していて、魔女と話しを交わし

然も、けもの道軍団ご飯の場所をお願いした豪邸の奥様だった

 

中年の男性に声を掛けられる

どうも親しげだ・・

よくよく話を聞いていたら

今工事中の土地に住んでいたお祖母ちゃんの息子さんだった

《たろ》、《じろ》を里子に出す時、《あみ》を里子に出す時

何度もお会いしている人なのに

魔女、わからなくて

 

みんな、みんな、わからなくて

 

どうしてこうも人の顔が覚えられないんだろう

毎日のように会っているにも関わらず、だ

 

人の名前も同じ

まったく覚えられない

生徒の苗字さえも覚えられない

 

猫の顔なら一瞬で誰だかわかるのに

猫の名前ならこれまでかかわって来た数百名の子たち全部のを覚えているのに

 

ひ・・ ひとの名前と顔が覚えられない

 

きっと・・ 魔女の頭の中のどこかが欠落しているのだろう

私は問題のある人間に違いない

 

だからって、何も気にしないんだけどね ←  気にしろよっ!!

 

・・・・・

 

今朝、久しぶりに《ばんぶぅ》に会いに行ってきました

どのくらい振りなんだろ

2週間ぶりくらいかな

 

《ばんぶぅ》宅の玄関を開け

「おはようございます」 とか言っていたら

《ばんぶぅ》が二階から駆け降りてきたよ

 

 

ばんぶぅ 「まあじょ~」

 

魔女 「ちかっ!」

 

 

魔女 「《ばんぶぅ》、あいたかったよ」

 

 

ばんぶぅ 「うん」

 

 

暫く膝に上で撫でられ

それからふざけごっこになりました

 

激しいふざけごっこがずっと続いて

 

終いには大興奮してしまい

瞳孔が開き

口もおっぴらき

 

その写真を撮ったのに

間違えて消してしまった

すごく面白いお顔だったのに

悔しい・・

 

 

興奮の後の茫然

 

 

《ばんぶぅ》のお家の人が送ってくれた写真です

 

 

先住猫の《ジローちゃん》とは大の仲良し

 

 

大きな《ジローちゃん》に戦いを挑む小さな《ばんぶぅ》

 

 

お家の人(おかあさん)にも抱かさるようになりました!

 

 

《ばんぶぅ》はうんと可愛がられて幸せに暮らしています

 

《ジローちゃんと》ご夫婦に心から感謝いたします

 

てか、《ばんぶぅ》

暫く会わなくても魔女を忘れないところが凄い

 

 

この後のらさんご飯に出ました

 

けもの道ではまた重機による宅地造成工事が始まっていました

 

この左側では重機が唸り声をあげて土を掘り返しています

 

けれど逞しくなったけもの道軍団は

 

そんなことはもろともせずに懸命にご飯を食べています

 

みんな強くなったね!

 

 

そして公園

 

公園では地主さんの奥様が待っていらして

《もりだくさん》や《つんでれ》に、柔らかいご飯を見繕って差し入れをお持ちくださいました

 

みんなのご飯が終わった頃

通り掛かったどこかのおじさんに話し掛けられ、昔話を聞かされ

 

その話が長くて・・

気がついたら地主さんの奥様はお帰りになっていらした

 

何時ものようにみんなのお墓参りをしながら、公園奥で最後に《きりっとくん》のところで掌を合わせていたら

 

《こどくさん》がやって来ました

《こどくさん》は魔女の前まできて

 

こどくさん 「おれの むすこは げんきですか」

 

魔女 「げんきですよ」

 

こどくさん 「あって きたんだろ」

 

魔女 「どうして わかったの?!」

 

こどくさん 「まじょのふく むすこの けだらけだ」

 

見るとシャツもパンツも《ばんぶぅ》の毛だらけ

家猫になっても《ばんぶぅ》のにおいがわかるんだ

とうちゃんはちゃんと息子のにおいを覚えている

 

 

 

今日はこの後文化センターに行ってアトリエ展の企画書等を出し

現展最終日に付き作品引き上げ  の時に色んな人に話し掛けられ、その対応でくたびれ

幹部の方からは六本木の国立美術館の本展への出品要請を受けた

が・・ 出さないね、私

 

今日も忙しかった

目がぼやけてきたのでまた明日ね