《たぬたぬ》の封印と、The Satogos | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

数日前、テラスの一番端っこに置かれたプラスチックケースの中から白い箱を見つけました 

 

箱を開けてみると中には100枚ほどの領収書が入っていて

それは、2018~2019年の動物病院の領収書でした

 

まじょねこ軍団では、2018年のは《とらたん》が

2019年には《政宗》、《ひな》、《ふぁふぁ》、《オダギリくん》、そして小さな《たっか》がニャバーランドに向かいました

 

交通事故の《たっか》は別として

舌癌を患った《とらたん》や

激しい発作を繰り返す《政宗》や

《ひな》や《ふぁふぁ》などを抱えて病院に通ったことを思い出しました

 

領収書の半分はのらさんたちのもので

診察やお薬、そして去勢に避妊など

日を置かず動物病院に車を走らせていて

 

それはこれらの年に限らず、ずっと続いているのですけれどもね

 

領収書に書かれた名前を見て

思い出すのですよ

それぞれの辛い闘病の日々を

共に暮らした日々を

 

元気だった日

そして弱っていくようす

 

ギュンギュンと痛む胸に手を置いて、領収書の束を箱に戻すと

 

 

たぬたぬ 「まじょ、これなに?」

 

魔女 「たくさんの猫さんたちの病気のことが書いてある紙」

 

たぬたぬ 「なになに?」

 

魔女 (読む振りしてる・・)

 

たぬたぬ 「ふむ ふむ・・」

 

たぬたぬ 「うむうむ・・」

 

たぬたぬ 「なるほど・・」

 

魔女 (わかっちゃいないくせに)

 

たぬたぬ 「まじょ、これは見なくていい」

 

魔女 「・・」

 

たぬたぬ 「悲しい顔になるものはいらない」

 

たぬたぬ 「これはふーいんする!」

 

 

部屋にいる時の《たぬたぬ》は

こうして常にこの箱を封印しています

 

ビキニ 「魔女、捨てな、その箱」

 

魔女 「うん」

 

78 「そうだよ、もう誰も苦しくなくてそばにいるじゃん」

 

魔女 「はい」

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

今日は地主さんの奥様と、ご近所の奥様

つまりあの時の『見守りたい』で、ららママさんのところに里子に行った《空くん》と 《すみれ》に会いに行ってきました

 

 

魔女 「《すみれちゃ~ん》、こんにちはー」

 

すみれ 「あ~」

 

魔女 「ち、ちかっ!!」

 

 

すみれ 「ども~」

 

魔女 「だから、ちかいって!」

 

すみれ 「こんにゃちゃ~!」

 

魔女 「わ~!」

 

 

大きくなった《すみれちゃん》です

 

 

魔女 「《そらちゃ~ん》、こんにちはー」

 

空 「あ~い!」

 

魔女 「またしても ちかっ!!」

 

空 「こにゃ・・」

 

魔女 「しゃしん とれないから はなれて・・」

 

空 「にゃちゃ~!」

 

魔女 「うわっ!」

 

 

大きくなった《空くん》

 

 

ふたりとも可愛がられ、先住猫とも仲良くし

明るく元気にすくすくと育っておりました

 

ふたりと一緒に遊び

この子たちの普段の様子の動画を見せてもらい

猫のお話をたくさんお話をし

時はあっという間に経ってしまい・・

 

魔女 「《すみれちゃん》、またね」

 

すみれちゃん 「また あしょぼーね!!」

 

 

空 「むぅぅぅ・・」

 

帰り間際、《空くん》はトイレ中

 

トイレ終って砂かけ中

 

ふたりともまたねー!

 

 

あの頃のふたり