あーだこーだでまじょねこ会議 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

今朝、まじょねこ会議を提唱されました

 

魔女はやめようよ、と言ったのに

まじょねこ軍団が重要な議案があると言ったのです

 

 

たぬたぬ 「ゆーゆーしいき問題があります!」 (由々しき・・ね)

 

魔女 「・・なんですか」

 

たぬたぬ 「この家が乗っ取られるかもしれません!!」

 

魔女 「だれに・・」

 

たぬたぬ 「鳥に」

 

魔女 「はい?」

 

たぬたぬ 「鳥に」

 

ビキニ 「朝に魔女も見たでしょう、あの子たちよ!」

 

魔女 「なんで鳥が魔女家を乗っ取るの・・」

 

78 「気に入ったからに決まってるじゃないですか!」

 

魔女 「魔女家のどこが気に入ったっての!」

 

チャンドラ 「それがわかれば気が楽になるんだけど」

 

たぬたぬ 「なんないよ!」

 

 

昨日の朝のこと

 

魔女家の前の電柱あたりにたくさんの鳥さんたちが集まって

それは、それは賑やかなことこの上ない

 

それでまじょねこ軍団も大騒ぎとなり

 

 

ぺっちゃくっちゃ!

ぴっちゃくっちゃ!!

 

 

鳥さんたち 「ねえ、そこのいえ わたしたちが すむのに よくない?」 

 

 

鳥さんたち 「いいわね! すをつくろう!!」

 

鳥さん 「そうだ! そうしよう!!」

 

 

たぬたぬ 「ふざけんな ここは ぼくたちの いえだぞ!!」

 

 

鳥さん 「しったこちゃないわよねぇ」

 

鳥さん 「すんじゃえば こっちのもんよ」

 

 

ちゃちゃ丸 「そうは させるかーーー!!」

 

 

鳥さん 「なに いってんだかね」

 

鳥さん 「とべもしないくせにね」 

 

 

ビキニ 「く・・ 食ってやる」

 

 

たぬたぬ 「まじょ、鳥たちあんなこと言ってんぞ・・」

 

魔女 「言うかよ!!」 

 

鳥さんたちが言ってることは全部まじょねこの妄想です

 

 

 

で、この後魔女はのらさんご飯に出たんだけど

 

鳥さんたちと、妄想に憑りつかれたまじょねこたちの一方的な確執は何時間か続いたようで

 

今朝もまた鳥さんたちがいたものだから

『やっぱり鳥たちが魔女家を狙ってる件について』 とか・・ 

議題にあがりましてございます

 

忙しいのにやめてくれよ、そんな議題・・

 

 

魔女 「それよりさ  魔女からも提案があります」

 

まじょねこ 「なあに?」

 

魔女 「会議にも出席しないであそこで朝から辛そうにして寝込んでる子がいるじゃない」

 

 

 

 

ビキニ 「《じゃじゃ丸》、どうしたの?」

 

魔女 「はらいたよ・・」

 

 

じゃじゃ丸 「うう・・ くうぅぅぅぅ・・」

 

 

ちゃちゃ丸 「どうして!」

 

魔女 「ゆうべ魔女がリビングで寝ちゃって、夜中に目を覚まして ヤベ!みんなに夜食をあげてない! ってなったでしょ」

 

ちゃちゃ丸 「うん」

 

魔女 「それで あげようとしたらみんなが 夜食なら魔女が寝てる間に家族①がくれたよ、って言ったわよね」

 

たぬたぬ 「言った」

 

魔女 「だけど《じゃじゃ丸》だけはキッチンまで追いかけてきて 『ぼくは もらってない・・』 的なことをしきりに言ったのよ」

 

ちゃちゃ丸 「そうなの?!」

 

魔女 「厳密にいえば 『まじょ・・ ぼく おなかがへって どしようもない・・』 って泣きそうな顔で言ったんだけどね」

 

ビキニ 「それで?」

 

魔女 「魔女は《じゃじゃ丸》だけが夜食を貰ってないんだ、可哀想に・・ って思っていっぱいあげたのね、現にガツガツ食べてたし」

 

たぬたぬ 「《じゃじゃ丸》も家族①にちゃんとご飯もらってたよ!」

 

ちゃちゃ丸 「もらってたよ!!」

 

魔女 「でしょう」

 

78 「で、《じゃじゃ丸》ってば、噓ついたこと後悔して寝込んでるのね!」

 

魔女 「違うわよ! 大下痢して寝込んでるのよ!!」

 

みんな 「えええーーー!!」

 

 

じゃじゃ丸 「お、おなかが いたい・・汗汗

 

 

魔女 「つまりね、魔女は 欲が深いとああなるよ、って教訓を言いたかったの」

 

ビキニ 「こわ~い!」