公園日記 ~ かけひき ~ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

昨日、来客中の目の前でガン寝してしまった魔女は

昨夜、早めに寝たのもかかわらず

今朝も寝坊してしまってのらさんご飯に行くのが遅れました

のらさんご飯から帰って来たのは午後1時

そして遅い昼食後にまた眠ってしまって・・

 

髭が描けなかった・・  ← 最低な女だな!!

 

 

土曜日にアトリエを終えてから公園を訪ねてくださる読者様兼、生徒さん兼、友人から

昨日ラインがあって

『《ぶす》が《きらん》を追いかけてました  目の錯覚と思うことにしました』 と・・

 

あのやろう! ムカムカムカムカムカムカ

 

どうしてくれようか

そう思いながら途中から合流した《くろす》、《まつこ》、《I》と共に公園に足を踏み入れると

 

向こうから先頭争いをして駆けて来るのは・・

《ぶす》と《きらん》ではありませんか

 

 

疲れたのか、途中でぶっ倒れる《ぶす》

 

 

きらん 「《あい》、おはよう!」

 

I 「《きらん》、ちょっぱやだね!」

 

ぶす 「ゼーゼー」

 

 

きらん 「わ~い! わたしが いっとーしょー!!」

 

 

きらん 「まじょ あそぼー!」

 

 

きらん 「《ぶす》ってば いまごろ きた」

 

 

きらん 「《ぶす》、おっそお~い!」

 

ぶす 「・・」

 

 

そうしてみんなでベンチに行くと

 

 

ふたり並んでご飯を待っているよ

 

 

《ぶす》がいてもいつも通りにご飯を食べる《ぶす》に虐められてた《ドヤ》(右)

左の狂暴な母親《ドナ》と共に久しぶりの親子での食事

 

 

 

食後に《きらん》に聞いてみました

 

魔女 「《きらん》、《ぶす》に おいかけられたんだって?」

 

 

きらん 「あぁ、あの ねこのこと?」

 

魔女 「そう」

 

きらん 「おいかけられた・・」

 

魔女 「やっぱり?!」

 

きらん 「だけど わたしたちにしたら あんなの あそびよぉ!」

 

魔女 「そうなの?」

 

 

きらん 「だって 《ぶす》ってば すぐに こんなかおして ぜーぜー なっちゃうんだもん」

 

魔女 「あらら」

 

きらん 「こんなふうに ぜーぜー ぜーぜー って」 

 

魔女 「そうなのね」

 

きらん 「だから わたしたちにしてみたら おあそび みたいなものよ」

 

 

ドヤ 「ぼく 《あざみ》に いわれたんだ」

 

魔女 「なんて?」

 

ドヤ 「《ぶす》は としよりだから そうそう いきが つづきゃしないんだから とりあえず にげときゃいいんだ、って」

 

魔女 「そうなのか」

 

ドヤ 「ぼく、それ きいて きがらくになった」

 

ドヤ 「それにね こーえんは みんな なかよし だから だれも けんかしないでしょ」

 

魔女 「そうね ここでは けんかなんて みたことない」

 

ドヤ 「だから だれかが けがしてたら 《ぶす》が まじょに せめられるんだって」

 

魔女 「《あざみ》が そう いってたの?」

 

ドヤ 「だから まじょが こわい 《ぶす》は ぜったいに ここで だれかを けがさせたり できないんだって」

 

 魔女 「なるほど・・」

 

 

「まあじょお~」

 

「うわ! びっくりした!!」

 

 

ぶす 「おれ~ だれも いじめてないよ」

 

魔女 「わかりました」

 

 

のらさんはみんな賢いね

《きらん》や《ドヤ》の話を聞いて、みんなお利口さんなんだな、って感心しました

 

 

 

老猫の《つんでれ》と《もりだくさん》には無一物に後、高栄養食や腎臓ケアのペースト、それに3時のムースをあげました

 

食後のお昼寝

 

以前だったら、《ちずのすけ》や《たてがみ》が一緒だったのにね・・

 

 

人嫌いの《もりだくさん》は人の姿を見ると陽の当たらない茂みに身を隠します

だけど魔女が抱いていると、人がいても安心して日向ぼっこができます

 

 

こうして、今日は1時間以上安心して眠った老猫たちでした

 

 

向こうの茂みの中から・・

《ぶす》が私たちを羨ましそうに見ているよ

 

みんなに優しくして、《ぶす》も老猫軍団に混ざれるといいね

 

 

 

今、TVから『粉雪』の歌が流れています

交通事故でお空に逝った《伐》が大好きだった歌なんだ

 

愉快だった《伐》を思い出して涙が出てきた・・