のらねこ日記 ~ 心が休まる時がない ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

先週金曜のことです

 

朝、知り合いから、公園上の細い道で猫が亡くなっているとの連絡を受けました

 

のらさんご飯に出るところだったので車に段ボールを載せて出かけ、先ずはそちらに向かいます

その人が伝えてくれた猫さんの特徴は《ぐれこ》の子どもによく似ていて・・

 

遺体をは生後6~7ヵ月の男の子で、《ぐれこ》の子どもではありませんでした

よく似てはいましたが大きさが違った

 

 

またあの道

《ぼっさむ》の2人の子が車に撥ねられ

そして1ヵ月半ほど前には《ぐれこ》の子どもが轢かれた場所

 

今回はバイクに跳ねられたようで

口から血を流した遺体は既に冷たくなっておりました

 

まだ若くて美しい雄

可哀想で、可哀想で

冷たくなった体から這い出て来る蚤を無視して抱きしめます

 

親離れをしてここに辿り着いたと思われる子です

やっと落ち着ける場所を見つけた矢先でした

せっかくここまでたどり着いたのに・・

あまりに無念で、辛すぎます

 

遺体があった側に家の人が保健所(環境衛生局だと思う)に電話したと言っていたので

取り消してもらいました

この子をゴミと一緒に焼却なぞできないので

 

それより、細いとはいえ道の真ん中に横たわったままの猫さんを

せめて道の端に寄せてやるくらいのことをしてやってもいいだろうに

 

それを言うと、みながあなたのような人じゃない、と言われるのが常なんですけど

 

辛いです

悲しいです

可哀想でなりません

 

その子は斎場で荼毘に付しました

お骨は・・ 

住んでいたところに埋めてやれればとも思いますが

 

 

 

この日、《ぐれこ》の子どもたちはいつも通り元気に駆けてきて

唸るようにしてご飯をたくさん食べました

 

ただ・・

その後、お兄ちゃんの方の仔猫が姿を消しました

夜にはもういつもの場所におりませんでした

 

何かあったのではないかと気を揉みながらの翌土曜日、そして日曜日、今日もおりません

親離れしたばかり、単独で遠くに行く筈もなく

毎日捜しているけれどいまだに見つかりません

 

 

ひとりぼっちになった弟ちゃんは淋し過ぎて

不安のあまり食事も喉を通らない様子

せっかくここまで太らせたというのに・・

 

ひとりになってしまった仔猫が淋しがって仕方がないので、公園組を数名連れて行きました

 

待ちかねて茂みから飛び出してきた仔猫は

心細く淋しかったのでしょう、他の猫たちがいるのも気にせず、み~み~と鳴いて私を見上げながらみなと一緒にすぐ横を歩きます

 

 

仔猫は淋しさのあまり、大きな知らない猫たちが来ても怖がろうともしません

 

 

《I》と一緒にご飯を食べさせようとしたら《I》が思わず唸ってしまって・・ 仔猫を委縮させてしまいました

 

 

いつもお兄ちゃんと並んでご飯を食べていたのに

あれからはひとりぼっちでご飯

 

 

仔猫はいつもの半分も食べませんでした

 

 

《あざみ》、頼むわ

 

 

この子を公園組に入れてやってくれないか

 

 

この後、ご飯を貰いにやって来た母親、《ぐれこ》に走り寄る仔猫

しかし《ぐれこ》は鬼の形相で仔猫を睨みつけ、走り去ってしまいました

 

途中まで追ったけれど・・ そこで佇む仔猫

 

その後は戻って来て

 

触らせはしないけど決して離れもせず、帰る私の横を鳴きながらついて来ます

 

 

心細さのあまり、ただ小さな声で鳴きながら私の横を一緒に歩くのです

 

 

この子はひとりぼっちで冬をむかえなければならないのか・・

胸が苦しくなります

 

このままひとりが続くなら

誰かこの子を貰ってくれないか・・

 

またそんな思いが心を過る魔女です

 

 

悲しいこと

心配事が続きます