《ビキニ》の日記 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

《ビキニ》

 

まじょが 「いって きますね 《びきに》、 子どもたちをたのんだわよ」

 

って言って出てったけど

ましゃか よるも かえって来ないなんて 思わなかったんだ

 

 

 

 

まず 《ちゃちゃまる》が さみしくなっちゃった

 

 

じゃじゃ丸 「《ちゃちゃまりゅ》、みて! なんぎゅらむ~」

 

ちゃちゃ丸 「まちょ いにゃい・・ じゅっと いない」

 

 

ちゃちゃ丸 「まちょ いにゃい・・」

 

じゃじゃ丸 「しょいえば」

 

 

じゃじゃ丸 「まちょ どこ?」

 

 

それで 《びきに》と《たぬう》は あせりました

 

ふたりで いえ中 まじょを さがしました 

あんのじょー まじょは どこにも いなくて

あせった

 

まじょは よるになっても かえって来なくて

私たちは どんどん あせった

 

朝になって また まじょを さがしたけど いない・・

 

わたし 「やっぱ まじょ いないよ!」

 

たぬたぬ 「どうしよう・・  どうする?!」

 

 

家ぞくいちが お日さまてっぺんが すぎてから しごとに行ったから

《びきに》は《たぬう》に言った

 

 

わたし 「さがしに 行こう!!」

 

たぬたぬ 「どうやって? ぜんぶの どあ、しまってて おそとには いけないじゃん」

 

わたし 「てりゃすから とびおりる!」

 

たぬたぬ 「とびおりるの?!」

 

わたし 「それしかないじゃん!」

 

たぬたぬ 「わかった!」

 

 

それで 《びきに》は けっ心して てらすから 下に とびおりた

《たぬう》も そのあと とびおりた

 

そうしてわたしたちは 家のまわりを そうさくしたんです

それから わたしは いえの 上の方をさがして

《たぬう》は したを さがした

 

だけど まじょは どこにもいなくて・・

わたしたちは もいっかい 家のまわりを あちこち さがしはじめました

 

そしたら

すごく へんな 音がして

見に行ったら 

すごく おかしなのが そこにいて 《びきに》は こわくなって にげました

 

それから 《たぬう》に あってませんでした

 

夜になって 

くら~くなって

さむ~くなって

 

いっしょけんめに さがしたのに 

まじょは どこにも いなくて

 

 

どしよう・・ とおもって まじょの 車の下で じっとしてたら

家ぞくいちが かえって来ました

 

だけど・・

だっそー したの おこられるだから 家に入ろうか どしようか 《びきに》は まよってた

 

まよってたら いきなり へんな ものが 走って来て

ねこ用出入りから 家の中にとびこんだ

 

なんだ?!

なんだ?!

 

少ししたら 家の中から 家ぞくいちの こえが きこえて

 

「《たぬたぬ》! その すがた どうしたのーー!!」

 

《たぬう》?

あの へんなのは 《たぬう》 だったの?!

 

 

家入ったら

《たぬう》が おふろで あらわれてた

家ぞくいちにあらわれてた

 

家ぞくいちは 《たぬう》を あらうのに 大へんで だっそー したこと おもってなかった

 

 

それから《たぬう》は・・

びょーきに なりました

 

おはな ぐっしゅんぐっしゅん して あそばないし

ねこはうすに とじこもって ごはんも たべません

 

 

あとから《たぬう》に ききました

 

どぶに おっこったって

足も おなかも びっしゃびしゃで すごく つめたくて

それで ものーき(物置)で うずくまってたって

よるになったら さらに おなかが つめたくなったって

 

しょっくで 心と体が びょーきに なったらしいよ

 

 

それでも まじょは かえって来なくて・・

 

まじょねこぐんだんは みんな へんに なりました

 

《にゃっぱたん》は きえー!! って さけぶようになり (たぶ喉風邪)

 

 

《ちゃんどらたん》は 一日中 げんじつとーひになりました

 

 

 

2かいの よる まじょはいなくて

みんなが おかしくなってきて

 

やっと

 

まじょが かえって来た!!

 

まじょねこぐんだんは ぜんいん まじょの そばに行って

《にゃっぱたん》と《ちゃんどらたん》が ひざに のっかり

《ちゃちゃまる》は むねに しがみついて

《じゃじゃまる》は もう のるばしょが ないから 足の先にのりました

 

《びきに》だって しゃみしかったし 心ぱいしたし

だけど のれない・・

 

 

まじょが ずっと いなくて ごめんなさいだったから、って、夜はみんな 一しょに ねましょーねー

そいって おふとんを しきましたら

み~んなが おふとんに のっかりました

 

《びきに》は うんと うれしくて おふとんの上で いっぱい じゃんぷ したよ

そうして 《ちゃちゃまる》は まじょの くびに まきついて

《じゃじゃ丸》は 魔女のかおの上で ねました

 

まじょが いない間

まじょねこぐんだんは みんなで かぜをひきました

とくに 《たぬう》が ひさんです

 

 

おわり

 

 

 

今日も魔女から離れない《ちゃちゃ丸》と《じゃじゃ丸》

 

 

旅先であんなに寝たのに・・

家に帰ったらこんなで

まじょは再び寝不足です

 

 

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こちらは里子に行った《ふくちゃん》です

幸せに暮らしています