のらねこ物語  ~ マジですか! ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

今日は驚くことがふたつありました

 

ひとつは公園でいつものベンチで待ち構えていた《ちずのすけ》の顔が血だらけだったこと

 

慌てて駆け寄り、《ちずのすけ》に顔をくっつけてみてみると・・

血まみれ過ぎて何が何だかわからない

 

直ぐにコットンを取り出してそれを濡らし

《ちずのすけ》の顔面を拭きまくる

 

結果、瘡蓋を引っ掻いて出血したものと判明

少しほっとしながら傷口の治療を終える

 

だってよ、かゆくて しょーがなかったんだもんよ

 

それが《ちずのすけ》の言い分

 

大きな器の中の飲み水も血だらけで

・・焦ったわ

 

 

そんな折

前に《まつこ》がトイレ指導したあの場所の近くに

 

 

《ぐれこ》の姿があった

 

 

周りの高い草を円形になぎ倒し

その真ん中で寝そべっている

 

 

どうやら公園猫になるべく、その準備らしい

 

 

 

そしてもうひとつの驚きは・・

 

 

これは仔猫時代の《ぐれこ》とはきょうだいの《むさし》

 

 

 

魔女が公園奥の軍団にご飯をあげていたら

久しぶりに《むさし》が現れた

 

あまり久しぶりなので、最初《ぼっさむ》と見間違えたくらいだ

 

 

《こだこん》の子どもだけあって、用心深く育てられ

これまで触れたこともなかった

 

それがどうしたことか、今日は魔女にくっつき、体を預け、頭を撫でさせる

 

そして・・

 

 

むさし 「まちょ いいたいこと ある」

 

魔女 「なあに?」

 

 

むさし 「あのね・・」

 

 


むさし 「あのねぇ・・」

 

魔女 「どうしたの?」

 

 

むさし 「う~ん・・」

 

魔女 「なんでも言っていいのよ」

 

 

むさし 「あのねえ~」

 

 

むさし 「《むしゃし》ね」

 

魔女 「うん」

 

 


むさし 「こども うんだ」

 

魔女 「え・・」

 

むさし 「おかしゃん なった」

 

魔女 「あなた お、お、お、女の子だったの!」

 

 

 

この後の話が長くなるから

つづく