かって組 ~ 今もあの頃のように ~ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

昨日は忙し過ぎてブログを書く時間が取れませんでした

何とか以前のように少しでも落ち着いた時間が欲しいのだけれど

怪我猫、病猫、のらねこさんたちの世話、そしてこれから始まるけもの道軍団の子たちの大掛かりなTNRと、今年もやることが山積みで・・

 

 

そんな中でも、懐かしい子たちが時折顔を見せに来てくれる

ここらを徘徊する《鼻くそ大王》を恐れて魔女家に来られなくなった子たちだ

 

 

2017年春、家族①が車に跳ねられ、道路脇に横たわる猫を発見

家族総出で保護した

 

そうして、口や下半身から出血し痛々しい姿の子は魔女専用のアトリエで療養することとなる

どのくらいそこにいたか・・

暫くすると窓にとびのれるくらいにまでに回復し

元気になって外に帰って行った

 

それから暫くして、この子が魔女家に現れるようになり

その後、妹も連れて来た

この時魔女はふたりを男の子だと思っていたが・・

 

また暫くすると今度はふたりとも小さな子供たちを連れてやって来るようになった

 

 

事故に遭った姉はを《うっか》

その妹を《ちゃっか》と名付けた

 

うっかり車に跳ねられた《うっか》

ちゃっかり姉について来てご飯を貰うようになった《ちゃっか》

 

車に跳ねられた時、《うっか》のお腹には赤ちゃんがいたことを、この時知ることとなる

 

《ちゃっか》は4にんの子供を連れて来たが

《うっか》はひとりだけだった

 

事故によって《うっか》の子ははひとりの子以外、死産であったと思われる

たったひとり、生きて産まれたこの子こそ《かってに》だ

 

 

《かって一族》を語れば長い物語になる

駆け落ちした《ちゃっか》の幼い子供を懸命に育てたのは父親の《かって》だったとか

 

昨年魔女に見守られて若くして息を引き取った《どったん》のお話とか

 

《どったん》の最初の子、ひとりっこの《あった》がひとりだちした後

実の妹のようにして面倒を見続けたのは《かってに》だったとか

 

 

若い時から長年魔女家に通っていた《かって》の顔を思い出すと胸が痛くなる

今は空の上で大好きな《インドラ》といるんだろうね・・

 

 

 

このところ毎日遊びに来てくれる《うっか》

 

 

冬はふっくらだね

 

 

ご飯をあげてもたいして食べない

 

この子たちにはちゃんと面倒をみてくれる家があるのだ

 

 

 

《かってに》は変わらず甘ったれ

 

 

今も魔女とのバスタイムが楽しみで、洗面所でしぶとく魔女を待つ《かってに》

 

 

かってに 「やっときたー! はやく おふろに はいろう!!」

 

 

これでご機嫌

 

 

そんな《かってに》は抱っこが大好き

 

 

 

 

勿論《あっか》もやって来る

 

 

《かってに》と一緒に来たり

 

 

ひとりでやって来たり

 

 

そうしてあの頃と同じに置いてあるおもちゃで遊んで帰る

 

 

 

みんな、ここを忘れずにわざわざ来てくれてありがとう

魔女はいつでも待っているからね