９月１４日２２時１５分（日本時間午前１時３０分） 定刻でカトマンズ、トリブヴァン国際空港に到着
既に日本からオンラインでビザを申請しておいたのでイミグレーションはスムースに通過できた
今回の同行者はアトリエの生徒さん
というより、彼女が子供の頃から２０年近い付き合いで、魔女の良き理解者であり、仲の良い友人であるかおりちゃん
空港にはこれも１５年来の付き合いのホテルオーナーのラジェンドラが迎えに来てくれていた
ホテルに到着すると、ラジェンドラからラクちゃんが前もって運び込んでくれていた魔女のトレッキング用品と心づくしの飲み物と夜食を渡される
夜食はバナナと柘榴、そしてシナモンロールをかおりちゃんと二人分が用意されていた
ラクちゃん、毎度ありがとね
今回は１２日間という短い旅なので、山の学校や公民館を視察する時間がない
翌朝は私がネパールでやるべきこと（山奥の学校、ダリット民族女性の職業訓練の懸案）を電話で確認、今後の事案を指示してから
町に出る
先ずはラクちゃんの店、ギリンチェで朝食を
定番のマサラオムレツにパンケーキね
ラクちゃんが自宅で栽培したというアボガドを持って来てくれ、体にいいから食べろという
魔女・・ アボガド嫌い
かおりちゃん、ラクちゃんが見てない間に魔女の分も食べて
魔女のバックパックが壊れていたのと、かおりちゃんも現地でそれを買うことにしていると話したら
ラクちゃんがそんな無駄なお金は使わなくていいから、と自分のバックパックを２個持って来てくれた
１個は丁度いい大きさだったけど、１個は小さくて入りきらず
それで魔女のバックバックを修理に出した
修理代はラクちゃんのおごりでいいって
ありがとよ
夕方近くになってマチンドラへ
産後のしきたりでルナが実家に帰っており
シュレスタ家全員と会う
ママは２月に母親を亡くし、いまだ憔悴の中にあった
ダッドは熱が続き、呼吸が苦しいという
ルナは産後で無理も出来ず
弟のラーズが食事の支度など細々したことをやっていた
８月に生まれたルナの長男ルビックス
こちらは長女のルハナ
翌朝、ラクちゃんが予約しておいてくれたツーリストバスでカトマンズを出発し、ポカラに向かう
朝靄だわ・・
魔女はこの形のトラックが大好き
可愛いよねー
てか・・ デコり過ぎじゃねぇ？
ボンネットにはトライバルな模様のデザインが施され
その横の出っ張りにはヒンドゥーの神様の名前・ＧＡＮＥＳＨが
なんかのコマーシャルをラッピングしたっぽいドアに
窓ガラスにはイギリス系の国の国旗
こっち向きの荷台はイギリスの国旗とレゲエの神様ボブ マーリー？！
ドアの外にぶら下がってるのはなんじゃらほい
まさに一貫性のなさが際立ち過ぎた素敵な？トラックでございます
で、このバスがオンボロで馬力が出なくてノロく、登り坂はやっとこさっとこだし
エアコンを入れると、私たちの座席の横だか下辺りからひゅるひゅると大きな音がし出し
それが続くと、今にもバスが分解しそうな気がしちゃうのね
で、車掌のお兄ちゃんがエアコンを切ると音は止むのだけど・・ 今それだと車内が暑い
どうなのよ、このバス・・
おかげでポカラに着いたのは夕方さ
９時間くらい？ バスに乗っていたものだから
ヨタ着きながらタクシーでラクちゃんが取っておいてくれたホテルに向かう
魔女が閉所恐怖症なのを知っているラクちゃん
大きな部屋を用意してくれたはいいけど
ここ、４人分のベッドがありますが・・
寝るのは魔女ひとりなんですけど
翌朝、これもまたラクちゃんが朝イチのフライトチケットをゲットしておいてくれた
天候に左右されるポカラ ー ジョムソン間のフライトは早ければ早いほど飛ぶ確率が高い
午後からは例のムスタンの風が吹き荒れるので午後便はない
トレッキングの準備、整いましてございます
このビーチサンダルはトレッキング用に￥９８０も出して買った高級品であります！
朝５時にホテルを出るというのに
ホテルの人がサンドウィッチとゆで卵、果物とジュースを用意してくれ、それを持たせてくれた
そんな心尽くしの朝食をいただきながらフライトを待つ
しかしながら・・ 天候が悪い
空港から見えるマチャプチャレも
アンナプルナ山群も、こうして見えたのは束の間で
次第に雲に包まれ
見えなくなってしまった
そのうち雨も降ってきた
嫌な予感がする・・
つづく