台風一過の のらさんたち | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

昨日は魔女、みなさまのブログに訪問を、

・・なんて考えていたら

 

それどころじゃなかった

 

あの台風

わざわざ関東地方を虐めに来た感があったわ

 

 

勿論心配なのはのらさんたちと

テラスの『今日ちゃんのお花』(月下美人)の13の蕾たちと、14個のみかんの実

そして2本の木の合わせて11本の枝から今を盛りと美しい花を咲かせているプルメリア

 

夜、風雨が激しくなってきたのでのらさんたちの様子見に行こうとしたら・・ まじょねこ軍団に止められた

人間の家族は私を止めなかったのに・・

 

猫のみんなに羽交い絞めされ、魔女はそのまま眠ってしまった

 

そしてみんなに起こされた

 

テラスを見ると、高さ2m50cm程のプルメリアの木が倒れ掛かってる

倒れ掛かられた方のもうひとつのプルメリアの木の枝が折れていて

魔女はテラスに飛び出した

 

空からは金属音のような音が轟々とと唸る風の向うに聞こる

体中を雨に叩きつけられながら、重たいプルメリアのプランターを必死で起こす

 

やっと起こしたと思ったら、突風に煽られてもう一個の方のプランターが浮き上がる

慌てて押さえる

これまでに体験したこともない恐ろしいほどの勢いで吹き荒れる風の中

為す術もない魔女は、両手で2本の木を抱える

 

近くでボン!という音と共に青白い明りがそこここであがり

電気が消えては点くの繰り返し

 

そんな中、プルメリアの木を紐でテラスの手摺に縛り

みかんの鉢や月下美人の鉢を移動させる

 

そうしてずぶ濡れで部屋に入り、水が滴る体を拭いて服を着替えて

窓の外を見るとプルメリアの紐が切れてまた倒れ始めてる

 

外に飛び出す

 

ずっと・・

それの繰り返し

 

着替えた服は5着

バスタオルも5枚

 

なので昨夜は殆ど寝てないの

 

 

 

みんな良く耐えた

 

 

 

 

 

朝になって

のらさんたちの安否確認に出かける

 

 

住宅部東は全員無事

 

そうして公園の入り口に差し掛かり

駆けてくる公園組に向かって行くと

 

それは思わず立ち止まるほどの芳しい香りが

しかし花などどこにも咲いていない

 

けれど、それは実に良い香りで・・

公園中がその香りで満ち溢れている

 

猫たちと一緒にベンチに向かうと、さらに香りが深くなる

いったいどこから匂ってくるのか見当もつかない

 

例の夏風邪以来、鼻が利かなくなっている魔女だけど

それがここまで匂うとなると、実際はもっと素晴らしい香りが漂っているに違いない

 

知り合いが来たのでそのことをいうと

彼女も辺りを見渡し、いったいどこからこんな良い匂いがするのか・・ と相当に不思議がった

 

 

 

 

《ドナ》の子供の《どなこ》も無事

ただ、お腹を空かせていて、ウォンウォン言いながらご飯を食べてた

 

 

 

 

魔女 「お腹空いてたんだね」

 

どなこ 「うん・・」

 

 

 

 

満腹になったらかあちゃんの真似してお顔を洗って

 

 

 

 

きょうだいの《どなお》はちょっと独立心が出てきてひとりでいたりする

そんな《どなお》に《つんでれ》が注意を促す

 

 

 

つんでれ 「おい、ちび」

 

どなお 「なにさ」

 

つんでれ 「なにがあるか わからないんだから かあちゃんの そば はなれんな」

 

 

 

 

どなお 「おかあちゃん ちゅんでれに おこられた」

 

どな 「ひとりで うろちょろ するからでしょうよ」

 

 

 

 

相変わらず食いしん坊の《はっち》

 

 

 

 

《はっち》の食べ残しをもらう《すがりつきにぃ》

 

 

 

 

《たてがみ》は全員が食事を終わるまで待ち

全員が終わってから最後に食べる

 

 

 

 

ちずのすけ 「たてがみさんよぉ」

 

たてがみ 「なあに」

 

 

 

 

ちずのすけ 「おれらを たのむな~」

 

たてがみ 「わかったから・・」

 

 

 

 

まつこ 「・・」

 

 

 

「すごいことに なったもんだ・・」

 

 

 

 

くろす 「ゆうべは いたい なんだったんだろ・・」

 

 

 

 

 

公園は木が1本倒れただけで、みな無事でありました