《７８》が行方不明になってからはなかなか眠れず
月と朝焼けを眺める日々を送っています
それでも欠かせないのらちゃんご飯と公園の清掃
公園は春を迎えようとしています
紅梅
河津桜
誠に良い香りです
公園のみんなは元気です
扁平上皮癌の《オダギリくん》、患部は広がりを見せてはいますが元気です
夜の寒さは患部に堪えるようで、陽が沈むとねぐらで手で鼻を隠して眠り、朝まで出て来ません
その分、朝は大変な食欲を見せてくれます
今日は寒かったので魔女のフリースの上で温め合う《ちずのすけ》と《オダギリくん》
フリースはこのまま置いてきました
完全回復を果たした《もりだくさん》
はるちゃん 「まじょ、これ おいしいね！」
魔女 「いっぱい食べて」
はるちゃん 「じぇんぶ たべて いい？」
魔女 「いいよ」
つんでれくん 「あ、《すがりつきにぃ》 ってば いまごろ やってきたよ」
大遅刻のすがりつきにぃ 「まじょ ごはん」
魔女 「もうない・・」
すがりつきにぃ 「え？」
魔女 「もう何も残ってない」
すがりつきにぃ 「うぅぅぅ・・
」
魔女 「遅刻するからよ・・」
《すがりつきにぃ》はご飯を貰っている家があるので心配ありません
《かーくん》も元気
プレゼント攻撃、続いています
一時退院していた《ひな》のこと
その間、《ひな》を抱きながら
いっぱい考えました
《ひな》のこと
《ひな》の心のこと
そして今日、再び病院へ
先生と話し合い
《ひな》をそのまま連れ帰ることを決めました
もう・・
薬も飲ませない
点滴もしない
強制食餌もやらない
《ひな》の嫌がることは全部しない
薬を飲まされるんじゃないか
辛い食餌をさせられるんじゃないか
そんな怯えた目をして暮らさせるようなことはもうしない
ただ、可愛がって
ひたすら可愛がって
日々を送りましょうね
大好きだよ、《ひなちゃん》