《とらたん》の日記 ~ぼくたちのこと~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

 

 

 

《とらたん》

 

 

まじょが調子悪いから、今日はぼくが日記を言います

だって、あれから むつかしい字も、言葉もがんばって、ずいぶんおぼえたんだもん

 

まじょは ゆっくりしてて

 

 

 

・・なに言おうかな

 

 

 

 

 

                        空腹な同情

 

 

 

昨日、《りん》が《ボンネット》をいじめました

それで《ボンネット》は一回ぼくにくっついて泣いてから、こたつに入ってもう出て来ません

朝ごはんも食べませんでした

 

それでぼくは《ボンネット》に同情して、ぼくも朝ごはんを食べませんでした

 

 

 

 

 

 

                       スマイル マーク

 

 

《ひな》は前にスメルマックを作って

 

 

魔女 「ちょっと待って、  スメルマック?」

 

ぼく 「うん、スメル  ほら前に水の入れ物をひっかきまわして作ったの」

 

インドラ 「《とらたん》、あれは スマイルマークだよ」

 

 

そっか

スマイルマークを作って

それでまじょは感動してうれしくなりました

 

 

 

それから《ひな》は まじょ元気ない時は水の入れ物をひっかきまわします

まじょにスマイルマークを見せるためです

 

昨日も、その前も、まじょは元気なくて

それで《ひな》は必死になりました

 

毎日必死になったら、時々できたみたいで、まじょをよびます

 

 

《ひな》は心残念がった顔して

 

「前みたいにじょうずくできなかった・・」   って、しょんぼりしながら言ったんだけど

 

まじょは  「そんなことないよ、とっても上手にできたじゃない、ありがとう!」   ってほめました

 

 

 

 

 

これは3日前の

 

 

 

 

 

 

                          これは昨日のです

 

 

 

 

 

ぼくは《ひな》はやさしいと思いました

 

 

 

 

 

 

                        瑞々しくない猫

 

 

ぼくは《インドラ》から『みずみずしい』という言葉も教わりました

 

『みずみずしい』って、『新せん』っていうことで、『新しい』っていう感じだって

 

《ゆりぼうず》はみずみずしくありません

 

 

やめなさい!

 

 

 

 

 

 

                         図々しい猫

 

 

ぼくのベッドを《バニャ2》が取りました

 

ぼくは《バニャ2》がどくまで、待ってました

 

 

 

 

《バニャ2》がぼくのベッドで寝てる・・

 

 

 

 

 

 

 

とつせん目をさましてねこふとんを見つめ始めました

自分のぶんの場所がないな・・ って思ってる?

 

 

 

 

 

 

 

ベッドから出て、ふつうに《ユリぼうず》と《ふぁふぁ》の上に乗ったよ!

 

 

 

 

 

 

 

                  ぼくにはこんなわざはぜったいにできない・・   

 

 

 

 

 

 

 

 

                       軍団の中で最強の猫

 

 

次の日、ぼくは《バニャ1》に聞きました

 

 

 

ぼく 「ねえ、《バニャ2》、ってすごいね」

 

バニャ1号 「ああいう子なのよ」

 

ぼく 「《バニャ2》、って実は強いんだね」

 

バニャ1号 「図々しいだけよ」

 

ぼく 「じゃあ僕らの中で一番強い猫ってだれだろ・・」

 

 

 

 

 

 

 

バニャ1号 「私よ」

 

ぼく 「ふぇ!!」