ゆっくりと《とらたん》 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

  

 

魔女が《とらたん》をかまう猫の誰かに注意を促すと、《とらたん》は嫌がります

《とらたん》は猫が叱られるのを極端に嫌い、それがどんな理由であろうと、叱った人間の方を嫌います

 

この人は怖い人間、僕ら猫を叱るもん

 

 

昨夜も《とらたん》にしつこくした《ボンネット》に、つい注意をしてしました

《とらたん》はかまわれることをひどく嫌がっていたからですが

《とらたん》は《ボンネット》に注意をした魔女が嫌だと言うのです

 

また、《とらたん》が《ひな》の側に歩み寄ったとき

思わず《ひな》が《とらたん》をぶってしまいました

 

それで魔女が 「《ひな》、いけないよ!」 と注意したら

《とらたん》が 「ねこを おこらないで!」 と言うのです

 

 

 

 

《とらたん》は昼間はゲージから出ず

陽が落ちるとやっとそこから出てきます

 

 

 

魔女 「ねえ、《とらたん》、 そこから出ていらっしゃいよ」

 

とらたん 「・・」

 

魔女 「どうして昼間は出て来ないの?」

 

とらたん 「・・」

 

魔女 「寝てるのかぁ」

 

 

 

 

 それでゲージから離れようとしたら・・

 

 

 

寝てないじゃん・・

 

        

 

 

 

そんな《とらたん》

自分のテリトリーを決めたもよう (夜間限定だけど)

 

 

 

とらたん 「まじょ ここ ぼくの ばしょに したから」

 

 

 

 

 

それは家族②の座椅子ですが・・

 

 

 

 

 

魔女 「《ボンネット》、何してる・・」

 

 

 

 

 

ボンネット 「あ、僕?」

 

 

  

 

 

ボンネット 「《とらたん》の見守り隊」

 

魔女 「見守らなくていいから」

 

ボンネット 「見守りたい!」

 

魔女 「いいからっ!」

 

とらたん 「そやって おこる まじょ きらい」

 

魔女 「でも《とらたん》は《ボンネット》に見詰められて嫌なんでしょう」

 

とらたん 「いやだけど おこるの だめ!」

 

魔女 「わかったわよ・・」

 

 

 

 

《とらたん》が決めたテリトリーには他の猫が寝ていたりもする

 

すると、《とらたん》は・・

 

 

 

 

 

 

その隣で寝る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこでヤツとしては考えたんだろうね・・

 

 

 

魔女 「そこで何してる」

 

ボンネット 「《とらたん》が来るの待ってる」

 

魔女 「・・」

 

 

 

 

 

この時《とらたん》は

 

 

 

座椅子で自分を待つ《ボンネット》を背後から恨めし気に見詰めていた

 

《とらたん》がそこにいると、魔女がPC使えないんですけど・・

 

 

 

 

 

《とらたん》には《とらたん》なりの考えとやり方があるらしい

それは試行錯誤の繰り返しとなるのだろうけど

 

今は彼の自主性を優先し

自ら馴染んでゆく過程を見守って行こうと思います

 

 

 

                 とらたん 「まじょ ばんごはん!」  (ファンヒーターの上にて)