祝福の嵐 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


今日は冷たい雨で

のらちゃんたちは寒さを凌いでお篭りしているはずだから今日ののらちゃん訪問はお休み

《ひな》の具合もイマイチだし


《サンボ》疾走事件から続きをおざなりにしていたネパール日記を書きますわ




昨年11月12日は母親から祝福を授かるマプジャ

同13日は姉が弟に祝福を授けるナイティカの儀



               マチンドラ、シュレスタ家でのマプジャ


                 狭い部屋はモクモクです




          私たちはずらりと並んでママからの祝福を受けます



        

         ママはひとりずつに何回もの形式の違ったプジャを与えます




翌日は姉が弟に祝福を授けるナイティカの儀式です


私はこの日、2軒の家でバイティカの儀式を行います


それでの午前はデイブ宅、ママのところは午後にしてもらいました 





                  デイブ宅でのバイ ティカ


デイブがゲストハウスに迎えに来たのは約束の時間を40分遅れてのこと

その間数回にわたって遅れるとの連絡が入っていたが

デイブのこれは毎度のことで

きっと早朝からバイティカの支度に手間取っているのは明らかだった



        

      デイブ宅もまた、ラクシュミ神を迎え入れる為の道しるべが描かれていて



        

              デイブ 「魔女、これでいいかな」


              魔女 「ボタンは閉めてね」


              デイブ 「・・ちょっときついんだ」


              魔女 「・・」



デイブ自身は近所の姉の家にプジャを授かりに行くわけで



        

  残された妻のギタは上等にサリーに着替えて魔女と一緒にやってくる弟を待つ



魔女は毎日多忙で着替えるのも面倒だったのでジーンズ姿です




                 儀式のための道具など



ポカラからバイクで6時間かけて到着した弟のカマルは息付く暇もなく・・



        
             姉のギタから健康を祈ってのプジャを授かる



                     ギタは真剣



この後魔女がカマルにプジャをし


        

                次は弟が姉に7色のティカを授ける



              

            これは魔女がカマルにしてもらったティカなんだけど 

            (上のでっかい赤のティカは取れちゃった)


        

             そしてカマルのこれはギタが授けたティカで・・



        
              本当はこんな風にするのがいいんだけどな





           何はともあれ、バイティカ 無事に終わりました



さて、デイブが帰って来ない

姉の嫁ぎ先で接待を受け、酒とか飲んじゃってるのは明白


魔女は午後の儀式のために戻らなきゃいけないのに・・


デイブから電話 「戻れない、帰してもらえない」 とのこと


誰もがそれをわかりきっていて

ギタの弟のクマルがバイクで魔女を送ってくれるという


可哀想だろう

学校が終わった深夜にポカラからバイクを飛ばして6時間かけて帰って来てバイティカの儀式をし

それが終わったと思ったら魔女を送るなんて


ここは空港の近くで、ここからマチンドラまでは30分はかかる

往復1時間だし、たまったもんじゃない


少し歩いて自分でタクシーを見つけて帰ると言ったのだけど


デイブは絶対ダメだと言うし

カマルも絶対に送って行くと言うし

ギタはタクシーなんてないわよ、ガゾリンがないんだから、と言うし


お気持ちに甘えましてございます



この後はマチンドラでラーズにバイ ティカです