《レオポン》が考えたこと   | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

昨夜、いつも通りに空を見に軍団と一緒にテラスに出ました


見上げた西南の空に流星が横切りました

それは白く、長く・・ とても美しかった


深夜には雲は晴れて美しい星空は明日の晴れを予想させ、外猫たちのことを思ってほっとしました


昨夜、抗生剤を飲ませなければいけない《ふぁふぁ》は、寒さのためにどこかに篭ってしまっていつもの場所におらず、私は1時間以上探し回ったけれど徒労に終わりました


今日の2回は無事に与えられました




さて、昨日あの後の《レオポン》ですが



《レオポン》


私はあのまま動けませんでした

どうしたらいいかわからなくて・・ 動けませんでした


でも、目だけきょろきょろしました


私は椅子に乗ってる《ライガー》を時々上目でちらっと見て

それからまじょをじっと見ました


どうしたらいかわからないから、まじょに何とかしてもらおうと思ったんだけど

魔女ははシカとしました


どうしよう・・


私はもうずっとうずくまったままです



まじょが声を掛けてきた

助けてくれるのかと思ったら


まじょは日記を言いなさいと私にいいました


私はそんな気分じゃなかったけど

《ジンジン》のゆうごん(遺言)があるから言いなさい、って


それで私は日記を言ったわけです


日記を言ってよかったことは、あどばいちゃ(アドバイス)をもらったことです



寒いお部屋の椅子の上で眠ってる《ライガー》を横目で見ながら

私はあどばいちゃを元に、いっしょけんめに考えて決めました



私は起き上がって言った


「あー、さっきはくさかった!」



みんな何も言いません

だから私はまた言いました



「さっきは めっちゃくさかった! おならーー!!」


インドラ 「おなら?」


私 「そうそう、《ボンネット》のおなら!」


こたつから出てきたボンネット 「ちょ、ちょっと待ってよ! 僕のおなら、ってなんだよ」


私 「《ボンネット》、こたつでおならしただろ」


ボンネット 「してないよ!」


私 「じゃあ、《ひな》?」


ひな 「私、おならなんてしてないよ!」

私 「でもなめくじ飼ってたじゃん」


ひな 「・・」


凜 「そこで黙ってどうするんですか、なめくじとおならは関係ないじゃないですか」


私 「《ひな》じゃないなら《ユリぼうず》だ」


ボンネット 「ちょっと、なにさっきからころころおならの相手が変わってんのさ!」



そこにとことこやって来たユリぼうず 「そうそう、僕がおならした」


私 「え・・?」


凜 「言った本猫が驚いてどうするんですか」


私 「あ、いや・・ そう! そう、そう、 《ユリぼうず》がおならしたんだ!」


ユリぼうず 「はいはい、さっきはおならしてごめんなさいね~」



それで私はこたつにもぐって確かめる感じにしました



私 「あ、もうくさくない  これでやっとこたつに入れる~♪」 



そこは楽しい感じで言いました


ほんとうはこたつ、ちょっとくさかったんだけど・・



私 「あれ? 《ライガー》、こたつに入らないの?」


ライガー 「あ、僕はいいんだ」


私 「今夜はうんと寒いよ、《ライガー》は風邪ひいてるんだから入らなきゃだめだよお」


ライガー 「うん・・ でも・・」


私 「今のぞいたらもうおならくさくなかったから だいじょうぶ!」


ライガー 「・・」


私 「入ろう・・ ね、いっしょに入ろう」


ライガー 「うん」



私は椅子から下りた《ライガー》のお尻を鼻で突っつきました

それで《ライガー》が先に入って、私も入った


私 「こたつ、あったかいね!」


ライガー 「あったかいね」




              私は《ライガー》にくっつきました




               ひな (私がおならしたなんて、失礼な・・)




 《ライガー》がぐっすりになりました    私は心の中で (ごめんなさい) って言いました


手前のボンネット 「おい、そんなとこにくっついて寝てたらさ、《ライガー》がおならするかもしれないよ~」


私 「・・いいもん」



これで私の心がいつもになりました


だから今朝はいい朝でした



        
                 あどばいちゃ、ありがとうございました




            ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




インドラ 「魔女! 僕も言いたい!!」


魔女 「はいどうぞ



《インドラ》



僕は《ユリぼうず》を尊敬します!!



        

さっきまで《ライガー》がいた椅子の上で・・ 僕 「今夜は僕、大好きな《ユリ母ちゃん》と寝るから!」


   魔女 「それはいいけどさ、そんな狭い椅子でふたり寝るのは無理でしょうよ」


                    僕 「いいの!」


 

        
                      ぎゅっ!!



        
            《インドラ》、落っこちそうですが、大丈夫ですか・・