昨日は数年振りに東京へ
電車では『非常』と書かれた赤い文字からはなるべく遠ざかって座り
そう言えば
昨今の若い男性はちょっとどーなのよ、って感じなのね
ホームで魔女の後ろに並んでいた若い男性
電車が着いてドアが開くや、私を追い越して乗り込み、さっと座席確保
まるでどこかのおばさんやんけ・・
電車に乗りなれない魔女はきびきびと動きが取れず、先ずはぼんやり
先に述べた条件を鑑み、ひとつだけ空いている座席に座ってみる
あったかい・・
後ろの車両からやってきた女性が私の斜め前に立つ
その人は周りの全ての乗客を順に見ている
まるで値踏みをするように見る
後ろも振り返って乗客を端から見ている
そうして彼女は向こう側に座っているおじさんのところに移動し、まん前に立った
この車両で、次の駅で降りたのはそのおじさんだけだった
そして空いた席にゆったりと座った女性
彼女は電車に乗り慣れている座席確保のプロなんだ
すげえな・・
そんなこんなで無事非常装置を押さずに有楽町に到着
待ち合わせ場所には一回しか間違えないで行けた
上出来だ
待ち合わせのお相手は月子さんという
魔女とは大違いの可愛らしいお方
雨の日比谷公園を歩き
前もって調べてくれていて連れて行ってくださったお店の和風ビーフシチューは絶品だった
楽しくお話をし
挙句にこのようなものまでいただき
欲しかった鮫の化石
何が産まれるかな~
月子さん、ありがとう!
折り畳み傘の差し方を教えていただき、それもありがとうございました
大変お世話になりました!
同日深夜の公園
一日中降り続く冷たい雨
それは時に激しく
雨宿りをする場所のないのらねこ軍団が心配で自ずと公園に向かう
雨の中を駆け寄ってきた彼らはずぶ濡れだった
みんな私のまわりで滴る水を体を震わせて弾き飛ばしたり、足に擦り寄ったりするものだから
私のレギンスはびしょ濡れ
吸水性抜群という優れものの不織布をバッグから取り出してみんなの体を拭く
雨が降り続く間は再び濡れることがわかっていても、そうせずにはおれない
そんな魔女の心配とは裏腹に
・・彼らはやたら元気だった
《サンボちゃん》なんて
体を拭いたそばから、ふざけて雨の中を駆け回る有様
どんなに椅子の下にいるように言っても雨の中に飛び出して行く
そんな《サンボ》を追いかけ回していると
それにつられて《くろまるこ》や他の猫たちみんなも雨の中を駆け回り
全員ずぶ濡れやんけ! ヾ(。`Д´。)ノ
みんな逞しいです
そうでなきゃ生きて行けないもんね