朝食後、いつも通りのおバカ話に花が咲き
そうこうしているうちにカトマンズゲストハウス・予約マネージャーとしてのデイブの仕事が始まる時間になり、私たちも店を出た
午後2時に仕事の打ち合わせのため、カトマンズゲストハウスで僕らと待ち合わせだよ
と、ラクスマンに言われた
初日から仕事の話ですかぃ・・
その後私たちは一旦ホテルに戻り、それから靴屋のシュヤの店に顔を出す
シュヤは本名をジャイシャンカル プラサド シャハといい、インドとの国境、タライ地方の出身だ
日本からデジカメを買って来て欲しいと前回彼に頼まれた
その後、facebookのやりとりで値段や機種の希望を聞いて買って来た物を、だらしのない魔女が失くしてしまわないうちに早めに渡しておきたかった
お腹がいっぱいだから、といっているのに
彼は魔女の言うことを聞かず、斜向かいの店にチャーとサモサを注文した
サモサ= カレー味のジャガイモをパイの皮で包み、揚げたもの
シュヤと世間話に花を咲かせていると携帯が鳴り、ラクスマンが喚く
約束の時間に、約束の場所にいないじゃないか!
いったい今どこにいるんだよ!
いけない・・
2時の約束をすっかり忘れていた・・
急いでカトマンズゲストハウスに向かう
ラクスマンがいないので今度は魔女が彼に電話をする
すると・・ タメルを歩き回って魔女を探しているんだ! という
じっとしてなさいよ! 落ち着きのないっ
カトマンズゲストハウスのマネージャーと世間話をしながら待つこと10分
やっとラクスマンがやって来た
日本人の癖に時間にルーズだと叱られる
魔女、ここでもへらへら笑って誤魔化す
タメルのど真ん中にありながら、タメルの喧騒から逃れられるカトマンズゲストハウスの中庭はいつも季節の花が美しく咲いていて、魔女お気に入りの憩いの場所
数ある花の中で、この時期は菊が見事で美しい
デイブも3階のオフィスから下りて来て、やっと全員が揃い
さて、仕事の打ち合わせをしましょうか!
ラクスマン 「・・で、そこのところどうする?」 魔女 「だからそれはさぁ・・」
うわ! おひさしぶりぃ~!!
ノラちゃん 「こんにちは」 魔女 「元気だった? 大きくなったねえ~!!」
ラクスマン 「あの、魔女・・ 話を続けようよ」
だから、あれはああして・・ それはそうして・・ それでね
あらら~ どうしたんでしゅかあ~
ノラちゃん 「あのね、あのね」 魔女 「はいはい、なんですかぁ~」
ラクスマン 「・・あのさあ」
魔女 「なあに?」
ラクスマン 「仕事の話を進めようよ」
魔女 「だって気が逸れちゃう」
ラクスマン 「ちゃんと話をしようよっ!」
魔女 「はいはい・・」
この後、仕事場であるオフィスに向かう
オフィスはタメルチョークにあるビルの3階
LION TOURS & TREKS (EVEREST IN NEPAL)
こちら、プレジデントのラクスマンさん
役員はデイブの他に2人、そして私、雑用係の魔女という社員構成となっております
この後ギリンチェでシヴァさんも一緒に夕食
ラクスマンたちは土産の焼酎と freiend of sake のサキイカでご機嫌
散々食べて、お腹がパンパンになったところで帰ろうとすると
ラクスマンとデイブが5分待ってて、と言い残して外へ
10分後、チョコとバニラのパイをいっぱい抱えて戻り
「さあ、デザートだよ! 食べて!!」
私の体の半分は胃袋で出来ていると思っているのかぃ?
もう・・ いらんわい! たわけっ!!
うにゃにゃにゃにゃ~ん!!
魔女 「はいはい、どうしたんですかぁ~」
ラクスマン 「魔女! 仕事の話なんだから集中してよ!!」
魔女 「はいはい・・」