お誕生日プレゼントの一環として 《アゾ》
ゆうべごはんを食べたあと
《あじょ》はこっそりとまじょに言いましたんです
おたん生日なんだから まじょと いっしょに おふろに入って 今夜はいっしょに ねたいんだが・・ って
まじょは いーですよ って言ったんです
そでで 《あじょ》は うでしくなって 先に おふろに いました
まじょはおそいのう・・ 《あじょ》はもうねむってしまいそうじゃ・・
まじょが来ましたから うれしくなって ふかくにも 武士らしくない 感じになってしもうた
しっ、しもうた・・ 武士たるものが うにゃにゃんしてしもうた
夜もいっしょに寝たんじゃよ
《アゾ》、おやすみぃ
こうして 《あじょ》の 4さいのおたんじょうびは 終わりました
あしたから また しゅぎょうの日々が始まるんじゃ
台風の日は決まって外出 《魔女》
魔女は普段引きこもりだが・・
非日常的な日は外に出たい思いを抑えきれなくなる
だぁれもやって来ないひっそりとした、大きな公園があるという
台風の影響で強風と雨のパラつく中
魔女的にはそんなもってこいの公園に、家族①と連れ立って遊びに行った
あ、ベンチに親子の猫が乗ってる
お邪魔だったかな・・
あの・・ お隣のベンチに座ってもいいでしょうか
お許しが出ましたのでひっそりと座りました
・・ ・・ ・・ うわっ!!
なんですか!
いったいなんなんですか!!
私たちは1時間以上一緒にいて、お話もした
ちょっと離れた所にも白黒の少し大きめの子供たちがいて
そちらはまた縄張りが違うのだそうだ
だからこちらには来られない、ということで
向うで一生懸命に私を呼んでいる
魔女はこっちの縄張りやあっちの縄張りを行ったり来たりして
忙しくお話しを聞かなければならなかった
向うの白黒の子猫の一匹が魔女にべったりとくっついて離れない
こちらの猫たちも呼ぶから戻ろうとすると足にしがみつく
引きずられるようについてくるこの白黒ちゃんも
ある一定のところに差し掛かると足を止めてひたすら鳴くばかりだ
魔女 「もう帰るね・・」
白黒母 「いつ くる」
魔女 「・・」
三毛 「いつ くる」
サビ 「いつ くる」
魔女 「あ、明日」
白黒母 「あした・・」
魔女 「暗くなって 寝て 明るくなって 起きて そしたら来る」
撫でて白黒 「まってる」
魔女 「はい、じゃあ また明日来ますから 待っててください」
白黒母 「あした・・ まってる」
帰り道、縄張りの違う《すがりつき白黒》とその兄弟子猫たちがついて来て、ちょっと大きな道に出るまで送ってくれた
途中でさっきの公園を見上げると、柵の間からは《撫でて白黒》と《サビちゃん》2匹の猫が顔を出して見送ってくれていた
また明日ね
明日、本当にみんな待っててくれているのかなぁ
今日はカメラ持って行かなかったから、携帯で撮影しました
明日は念のためカメラとおみやげをを持って行こうと思います
また明日のブログでご報告しますね
って、誰もいなかったりして・・
そうして家に帰って来たら・・
魔女 「そこで何をしている・・」
凜 「雨を待っているんです!」
魔女 「もう台風は行っちゃたよ」
凜 「またもどってくるかも知れません!」
魔女 「勝手にしなさい!」