水玉
俺らの日記を読んでくれている人から、お金に関する耳よりな情報が入ったので、今日も俺がモメ事の続きを言います
情報によると、リャクスミャンとディブが魔女家に滞在中、掃除をしていて埋蔵金を見つけた! ・・んじゃないか? というもので
だから魔女はそのお金で赤いカエルを買ったという・・
俺 「なぁ、みんなどう思う?」
ユリぼうず 「むつかしい・・」
アゾ 「と、ところで・・」
俺 「なんだよ・・」
アゾ 「き、金って ・・うまいのかね? そではどーでしょー」
俺 「何を言ってんだ・・」
アゾ 「金・・を 《あじょ》は 食べたことないから わからんのじゃ・・」
バブー 「じゃあ、魔女はおいしい金を食べないでカエルを買ったの!」
ジョン ブリアン 「魔女が美味しいものを我慢できるわけないよ・・」
ジンジン 「だよね・・」
凛 「まじょは 金を 食べました! 食べないわけない!」
ボンネット 「あの・・ ところで、 金って なに・・」
ジンジン 「金、って・・ お金でしょ」
水玉以外の猫(言った本猫の《ジンジン》も)
「しょえぇぇぇぇ~~~!!」
ボンネット 「えぇ~!! じゃあ、魔女はお金を食べちゃったの!!」
アゾ 「おっ、お金・・ って そんなにうまいのか! 《あじょ》は 知らんかったぞ!!」
凛 「大変!! それなら魔女は家中のお金を食べてしまいます!」
水玉以外の猫 「わあ!!」
俺 「うぅ・・ ぅぅぅ・・」
ボンネット 「あにさん、 どうかしましたか?」
俺 「うぅ・・ うまいぞ~金じゃねえよ・・」
軍団 「え・・?」
俺 「まいぞうきんだよっ!、埋蔵金!!」
ジョン ブリアン 「なにそれ・・」
俺 「ちゃんとテレビ観てろよ!」
アゾ 「う、うまい金は てでびの中か! 知らんかったぞ! そでは 時代げきでもええのか?」
俺 「おまえ・・ しゃべんな・・」
アゾ 「なんで・・」
俺 「とにかく なんもしゃべんな・・」
アゾ 「みなしゃん! さっそく てでびを つけまっせいっ!」
俺 「しゃべんなあ~~!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それから俺はややこしくなった話を修正し、みんなに埋蔵金の意味を教えた
ジョン ブリアン 「それだったら魔女がニャパールに行く時、隠していったお金だよ!」
俺 「それだな・・ もうずっと前のやつが確かまだ見つかってないよな」
ユリぼうず 「そうだっけぇ・・?」
ジョン ブリアン 「僕、あの時お金が入ってるらしい封筒を持ってうろつく魔女を目撃したけどさあ、その封筒ってば、何もはいってないくらい薄っぺらだったよ」
俺ら 「・・」
アゾ 「ふ、ふーとぉ って・・ とぉーふとは ちがうの? どーでしょー」
俺 「おまえ、しゃべんな・・」
アゾ 「・・」
俺 「とにかくよ、埋蔵金が見つかった、ってことにしようぜ、でなきゃこっちの身が持たねえよ・・」
ジンジン 「そうだね・・」
俺 「ところであのバカ女・・ この寒空に、なんで朝から真夏の格好で部屋をうろついてんだ?」
ジョン ブリアン 「いつも着てる服洗濯しちゃったんだよ」
バブー 「そしたらそれが乾くまで着る物がないんだって」
俺 「・・」
やってらんねえ・・
《水玉》・・ 今日はずいぶん早い時間から飲んだくれてんだねぇ・・
んじゃ、魔女は夜のお仕事に行って来まぁ~す!!