ネパール日記                      ~ シュレスタ一家と過ごす日 《Ⅱ》 ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

魔女


彼らとゆっくりと過ごせるのも今日が最後だ

明日はスレスとの約束でパタンに行かなければならない


そして明後日夜に私たちはカトマンズを発つ

発つ日の午前にもう一度ママに挨拶に来るつもりだが

その日は月曜なのでサムジャナやアンビカは大学だし、子供たちも学校だ (ネパールは土曜が休み)

だから彼らとは今日でお別れとなる


料理の支度が出来るまでの間

ママの家の小窓からマチンドラの風景を眺める

見慣れた風景ともまた当分お別れだ・・ 


     まじょねこ日記-Machhendranath
     寺院の裏手には蒲団屋さん

  彼らは地べた(石べた?)でせっせと蒲団を作る

  お日さまの匂いがいっぱい詰まった布団が出来がっていく


最後の日だからと、ルナにサリーを着せられた


まじょねこ日記-sari


いよいよママが料理の腕を振るう時がやって来た

私たちもお手伝いをする


アンビカ、ソヌ、そしてママのお母さんたちもやって来て、部屋の中が一気に賑やかになる


ヨーモリを作る

日本で言うと饅頭みたいなものだ

米粉で作った皮の中に餡を入れて蒸す


本日は豆から作る餡ではなく、魔女の好きなミルククリームを入れてくれるらしい

これは以前ミルクモモの中身にもなった


ネワール族の作る昔ながらのお菓子にはうんと甘い砂糖菓子もあるが、これは祝い事に使われることが多く

一般家庭で気さくに作られるものは実に懐かしい味のする素朴で美味しいお菓子ばかりだ


まじょねこ日記-Yomari
米粉に水を入れ、耳たぶくらいの柔らかさに練った物を形作る


          まじょねこ日記-Yomari
          それに餡(ミルククリーム)を入れる穴を開ける


まじょねこ日記-Yomari
餡を入れたら穴を閉じ、2本足のイカみたいな形にして蒸す


            まじょねこ日記-Yomari
                   はい、出来上がり~ 音譜


つぎはチャタマリ


まじょねこ日記-Chatamari
同じく米粉に今度はびちゃびちゃになるくらい水を入れ、それを熱したフライパンに広げる


            まじょねこ日記-Chatamari
 その上に味をつけて炒めたバフ(水牛)のひき肉、カリフラワー、グリーンチリなどを乗せ、中央に卵を落とす


まじょねこ日記-Chatamari

火をつけたまま蓋をして放っておく

            まじょねこ日記-Chatamari
                  はい出来上がり~音譜


・・ママ 卵が乗ってない

半熟の卵が乗ってるともっと美味しいのにぃ~!


     まじょねこ日記-In a house
          みんなで楽しく食す
  

こうしてこの日は友人たちも次々と会いに来てくれ・・


サムジャナは魔女の持っているクルタスルワルを数日前に預かり

ようこさんには自分のクルタでそのサイズを確かめ

それを基に自身で選んでくれた生地でぞれぞれに素敵なクルタスルワルを作ってくれた


まじょねこ日記-Kurta Suruwal

   ホテルに帰って着てみた  

   オーダーメイドなのでピッタリ


            まじょねこ日記-Kurta Suruwal
                  ようこさんもピッタリ

       本来スルワール(パンツ)はこのような形の物が多い

正式には、クルタ(ワンピースみたいの) スルワール(パンツ) スワール(スカーフ) 


腹ごなしに外に出ると

近くのアカシュ バイラヴ寺院の前ではネワール族の祭りが行われていた


まじょねこ日記-Akasyu Bhairav Mandir
       カラフルなお供え物


         まじょねこ日記-Akasyu Bhairav Mandir
中央後ろの若い女性たちが着ているのがネワール族の民族衣装


マチンドラに夕闇が迫ったころ

突然ひとりの子供がやって来て可愛い花束を差し出した


まじょねこ日記-Gift

ありがとうモナ 

この子に初めて会った時は生まれたばかりの赤ん坊だった

           まじょねこ日記-Gift


次にサビナが

そしてムナも・・


たくさんの可愛い花が・・

魔女の腕の中で芳しい香りを放った


まじょねこ日記-flowers

        みんなありがとう