ねこ日記                         我輩は猫である、名前はまだない・・ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

水玉


仔猫がこの家にやって来て何回(3回)かの夜が過ぎた


仔猫にはまだ名前はない

連れて来た家族①が魔女に名付け親になるように言われたのだが・・

考え過ぎて、混乱し・・

な~んにも考えつかない


仕方がないので、魔女は《ニャンニャン》と呼んでいる

魔女が 「ニャンニャン!」 と呼ぶとよっちよっちと走って来る


俺 「あいつ、きっと自分の名前を《ニャンニャン》だと覚えるぞ」


ジョン ブリアン 「間違いない・・」


俺 「もう少しの日にちでそうなるぞ・・」


ジョン ブリアン 「なるね・・」


ユリぼうず 「《ニャンニャン》・・ ケェ~ケケッ!!」


俺 「面白いか・・?」


ユリぼうず 「ケッ!ケッ!! まんま猫じゃん!」


俺 「おまえの娘のことだぞ・・」


ユリぼうず 「・・ 」


俺 「ふ~ん、《ニャンニャン》か・・」


ユリぼうず 「おーい、家族①! 早く名前つけろやぁ~!!」


《ニャンニャン》は寝ては遊び、寝ては遊びの繰り返し

眠くなると、至る所で眠る

それは俺や《ジンジン》や《ユリぼうず》の寝る低い椅子の上だったり

《バブー》のひざ掛けだったり

《ボンネット》のクッションだったりするものだから・・

軍団はこんな状態になってしまった


まじょねこ日記-Gundan 0969

《ニャンニャン》が部屋のあちこちで寝るものだから、仔猫に気を使って狭い椅子の上置かれたベッドでひしめき合って眠る軍団


《ニャンニャン》は、起きるとそこから出て来て、ネズミのおもちゃやボンボンで遊ぶ


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      「僕のボンボンあげるね」 

《ジョン ブリアン》が、オモチャ箱から自分のボンボンをくわえて出して来て《ニャンニャン》の前に置いた 


俺らが側を通る時は、よっちよっちと側にやって来て挨拶をする


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ニャンニャン 「あの・・」  ジンジン 「《ジンジン》だよ、よろしくね」


ところで・・

《ボンネット》が怪しくなっている

一日中《ニャンニャン》の様子を見張っているのだ


ジンジン 「挙動不審だよね・・」


俺 「何をどうしたいんだ?」


ジョン ブリアン 「《ボンネット》は、《ニャンニャン》のお兄ちゃんになろうと努力しているんだよ」


俺 「あれでか・・」


ジョン ブリアン 「あれでもね」


俺 「ならフツーになればいいじゃんか」


ジンジン 「《ボンネット》は気が小さいから・・」


俺 「堂々とお兄ちゃんになれないのか!」


ジョン ブリアン 「ビクビクとしかなれないんだよ


俺 「あれじゃ、まるでストーカーじゃないか・・」


《ボンネット》は《ボンネット》なりに、何か・・

努力的なものはしているようだ


まじょねこ日記-Bonnet-1

         まじょねこ日記-Bonnet-2

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そんなこんなで

本日の夕食には、俺らと並んでガツガツと飯を食う《ニャンニャン》の姿があった


      まじょねこ日記-Gundan 09610