こんにちは
心の調律セラピストyoccoです。
今日は、90歳になる
わたしのおばあちゃんの話をします。
わたしのおばあちゃんは、
60歳を過ぎてから、車の運転免許を取りました。
両親が共働きだったこともあり、
わたしたちの面倒を見てくれるのは
いつもおじいちゃんと、おばあちゃん。
特にわたしは小さい頃、体が弱かったので
保育園を早退したり、急に病院に
行くことになったり・・・
おじいちゃんだけでは、2人の孫の
面倒を見るには事足りず・・・
泣く泣くおばあちゃんが
免許を取ることになったのだと思います。
今となっては頭が上がりません・・・
60歳を過ぎてからの挑戦。
新しい知識を取り入れること自体
大変だったと思うし、
きっと周りは一回りも二回りも
年齢が離れた子たちばかり。
最近は笑い話のように語ってくれるけれど、
複雑な思いや体験も色々あったと思います。
これは最近になって聞いた話ですが・・・
もう何回も試験に落ちて、、、
周りの若い子たちより何週も遅れて、、、
大丈夫かな・・・
もう無理じゃないかな・・・
と何度も何度も思ったみたいです。
だけど最終的に、
試験をパスして、免許を取得した
おばあちゃん。
その原動力は何だったんだろう。
そう考えてみると・・・
それはやっぱり私たち「孫」の存在
だったと思います。
ここで１つ、
精神科医であり心理学者でもある
ヴィクトール・フランクルの
言葉をご紹介します。
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どんな人の、どんな人生にも意味がある。
この世に命がある限り、
あなたには満たすべき意味、
実現すべき使命が必ず与えられている。
この世のどこかに、あなたを必要としている
「何か」があり、あなたを必要としている
「誰か」がいる。
そしてその「何か」や「誰か」は
あなたに発見され実現されるのを
ずっと待っているのだ。
「どんな時も、人生には意味がある」
諸富祥彦 著 より
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アウシュビッツでの悲惨な体験を
経験したフランクルだからこその
深～い言葉ですよね。
これは孫の勝手な
憶測でしかないけれど(^^;
自分を必要としてくれる人がいる
そう思ったら、失敗とか挫折とか
周りからどう見られるかとか。
そんなことはもうまったく、
気にならなくなったんじゃないかな…
とも思います。
今でも、免許を取ってからの話を
たくさんしてくれるおばあちゃん。
免許取りたての頃、
おばあちゃんの運転が怖すぎて、
弟が大号泣した話・・・とか
雨でもないのにワイパーが動き出して
焦った話・・・とか（笑）
私を何回も小児科に連れて行っては
こんなこと車の中で話してたんだよ～
とか・・・
残念ながら私たちは鮮明に覚えていない
エピソードばかりなんですが・・・(^^;
それを話すおばあちゃんはいっつも
ゲラゲラ笑いながら楽しそうで、、、
頑張って免許を取ったおかげで
孫との思い出が増えたな～
少しでもこの子たちの役に立てたかな～
そんなことを感じながら、
一生懸命、孫育てをしてくれたんだな
というのを最近、感じます。
（ウルウル・・・
）
私たちは何か新しいことをスタートする時、
最初は、強い思いでスタートを切ります。
だけど続けているうちに
色んなことがあります。
結果がなかなか出なかったり、失敗したり、
やっている意味が分からなくなったり・・・
もういっかーと全部投げ出して、
辞めたくなる時もありますよねー。
でもそんなときに
わたしを待っている人や
必要としている誰かがいるかも。
そう思うと、途端に、
勇気が湧いてくることがあります。
その「何か」や「誰か」は
あなたに発見され、実現されるのを
ずっと待っているのだ。
私は、このフランクルの力強い言葉が
大好きなのですが・・・
わたしにも、そしてあなたにも、
必要としてくれる何かや誰かが
まだまだ、たくさんいるはずです。
待っている何かや人のために、
自分らしく一歩一歩進むこと。
優しくて強い、自慢のおばあちゃんが
教えてくれたことです。
おばあちゃんの前では、
わたしには出来ないって言い訳が
一切できません・・・(^^;
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました
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