ヘリコプターで飛ぶ時地上にあるものからどのくらい距離を取って飛べばいいかが規定されている。

もちろん離着陸以外の場合である。


定義としては、発動機が停止した時に建物や人に危害を加えない場所に降りられる高さもしくはいかに規定する高さのどちらか高いほうとなる。

1.人や建物が密集している所では、自機より半径600m内の建物の高さ+300m
2.密集していないところでは、建物や人から直線距離で150m離れる高さ
3.上記以外においては地上もしくは水面から150mの高さ


ちなみに東京スカイツリーは634m(2084ft)あるから、あの周辺を飛ぶ際は1000m近くの高度を保つ必要がある。

ただしこれは発動機が停止した場合のことを考慮に入れていないので、安全に着陸できるところがなければ、高度はもっと高くなる。


飛行機は滑空距離が長いけれども、ヘリコプターのAutorotationはそんなに遠くまでいけない。

だから絶対に停止しないだろうと思って、飛行していると痛い目に合うと思う。


こうした規定は守ってこそだね。