今日はフライトプランのファイルについて。
ファイルとは空港事務所や航空管制運航情報官に飛行計画の内容を伝えること。
そうすることで、そのフライトが登録され、もしクローズされない場合は遭難したとして捜索されることになる。
ファイリングはVFR/IFR問わず行わなければならず、IFRは飛行前、VFRは原則飛行前であるが、不可能な場合には離陸後9㎞以内に行う。
9㎞以内を飛行する場合はファイルする義務はない。
つまりは同じ場所に離着陸する場合は必要ない。
ファイリングは口頭もしくは文書にて行われる。
また現在、SATサービスに登録すればインターネットでフライトプランをファイルすることができる。
定期便の運航事業者は通常専用の通信回線でファイルしている。
IFRは遅くとも移動開始前の30分前にファイルすべきである。(義務ではない)
通常はATMCのフローコントロールを円滑にするために2時間前までにファイルすることが望まれている。
ある飛行場から出発し、途中で他の飛行場に寄港した後、目的の飛行場に到着する場合すべてのフライトプランをあらかじめ出発時にファイルすることができる。
このことをスルーフライトプランを言う。