今日はフライトプランについて。
一般的にフライトプランとはフライトログと飛行計画に分けられる。
フライトログは飛行の計画に基づいて飛行時間、必要燃料等を計算したもので、飛行計画は飛行予定を航空官署に通報するものとなる。
ログは様式は特に決まっていないが、飛行計画は日張娜記入事項や方法が定められている。
飛行計画の記入要領が覚えなくてはいけないのでここにそれを記す。
一般的な書き方として
・原則英文で、大文字と使用
・時刻はUTC
である。
様式としては下図のようなものとなる。
これに従って説明していくことにする。
白抜きのところを書いていく。
第7項は航空機識別。
ここには載るヘリコプターの登録番号を記載する。
第8項は飛行方式と飛行の種類。
飛行方式はVFRはGと書く。
飛行の種類は
航空運送事業(定期):S
航空運送事業(定期以外):N
使用事業/訓練/試験飛行/空輸や自家用:G
軍用機:M
その他:X
第9項は航空機の数、型式と後方乱気流区分となり、
数は通常は1、型式はICAOの型式略号で記入する。無い時はZZZZと書き、第18項にTYP/に続けて型式を書く。
後方乱気流区分は最大離陸重量によって決められ、
136000kg以上:H(Heavy)
7000~136000kg:M(Medium)
7000kg以下:L(Light)
となる。
第10項は無線設備等装備の種類と性能とう当該航空機の能力を書く。
義務無線機器が完備:S
義務無線機器が完備してない:N
SやNの後に続けて搭載している設備の種類を書く。
いっぱいあるので自家用に必要な基本的なところのみ記載する。
VHF無線電話:V
VOR:O
DME:D
更に続けて記載するのは使用可能な監視機器の種類や性能、能力を書く。
ATCトランスポンダーが
モードA/3、4096コード:A
モードA/3、4096コードとモードC:C
モードS:E
なし:N
とりあえず、今日はここまで。
慣れれば簡単だろうけど、覚えるまでが大変。