力を合わせてもどうしようもないことがある。


物事をうまく進めるためには力のほかにもう一つ大きな要素がいる。



それが「方向」である。



世の中は方向と力の要素が組み合わさって、事は動いている。





綱引きを想像してほしい。


両チームの力は一緒だとすると、力の方向はお互い反対向き。


となると、力を合わせてやっているけれどもその場からまったく動かない。


つまりは何もそこからは生まれないということである。


単純な綱引きであれば、力が拮抗しているから見ていてハラハラする試合展開を見ることができ、とても面白いと思う。


でも自分のしたいことがもしこういった状況であったらどうだろうか。



まったく動かないからそのうちいらいらしてくるはずである。



だからこそ、力を合わせつつ、方向も合わせていくことが大事。



投資に関しても同じことが言えると思う。


投資はしているけれども、その目的、目標がてんでいい加減なものであるならば、力と方向はバラバラであると考えられる。


そんな状態を何年も続けたとしても大きく増えていないだろうし、最悪減っていることだろう。



そうならないためにも投資をする目的、目標を明確にして、取り組むといいと思う。


具体的であればあるほどいいと思うが、最初は大きなところから入っていき、だんだんとイメージを膨らませながら具体的にしていけばいい。



私もまだまだ具体的に思い描いている最中。