試験を受けてきたことのある人はわかると思うが、試験前の数日はキツイ。



自分の持てる力を100%引き出すことができればいいが、本番に弱いと120%出そうと思っても70%くらいしか出ない。


だから試験を望むには120%の力が出るようにしなくてはならない。



ヘリコプターの試験でもそうだった。


ソロフライト前のCKに始まり、Written Test、Cross Country前のCK、最終試験前のCK、そしてライセンス取得のためのFinal Exam。



これらすべての試験を受ける前は緊張したし、普段の力を出そうと思ってもなかなか出せなかった。



とことん自分を追い詰めて、知識と技量を身に付けていかないと試験に合格はできない。



それが今後の自分のパイロットとしての技量に影響してくるからキツイけれども辛いということはない。



それが終わればパーティだ。




生半可な覚悟で試験を受ける人間と覚悟を決めて受ける人間とはその後の成長に大きな違いが出てくると思う。



より上を目指したければ、そしてそれが好きなことであれば妥協せず、自ら追い詰めていくべきである。



その先に見えるいい景色を目指して。