IGE Hoveringができる環境にある時はHoveringをしてから全てのManeuverは始まる。
ということで今回はMain Rotorが100%で回転しているところからHoveringへの移行、Pick Up動作についての操縦技術を書く。
HoveringへのPcik Upの操作としては以下の手順になる。
1.Collective Leverをあげる
2.反トルクが大きくなるので、CCWのMain Rotorであれば左のPedalを踏む
3.常にCyclicを操作して、横滑り等を防ぐ
1は大した操作ではない。
2と3はその時々で操作する量が異なるため、感覚がモノを言う。
コツとしてはCollective Leverをあげていき、浮くか浮かないかの揚力と重力が均衡してくるとヘリコプターは動き出す。
YawingするのであればPedalを操作して真っ直ぐ機首が向くようにする。
横滑りする場合にはそちらの方向とは逆方向にCyclicを動かし、止まるところを見つける。
機体が止まったら、更にCollective Leverをあげて、Hoveringに入る。
Yawingと横滑りはその時の風の状況などで常に変化するので、CyclicのここがNeutralというところはない。
その時止まったところがNeutralである。
そこをいち早く見つけ、持っていくことがPick Upの時は重要となる。
私はソロフライトをする前に、この部分を徹底的に感覚として覚え込むトレーニングを良くやった。
なかなかうまくできなかったが、20時間くらいでやっとできるようになった。
イメージトレーニングをしながらやってみよう。