子育て支援の一環で、育児休業が3年間認められている。



しかし育休後に働く人はいるだろうが、現状はそのまま退職と言う流れの方が多いのではないだろうか。



よほど好きな仕事、やりたい仕事でなければ続けようとも思わないですし、お金にそんなに困っていなければ働くことのないなと考えるのが普通である。




私はどちらも賛成も否定もしないが、働き続ける人にとっての環境が日本ではあまり整っていないように感じる。



3年という月日が流れれば、同じ年に入社した人と比べるとどうしても業務上の能力に差が出てくるだろう。


そこを考慮して、会社は育休後の人々を育てていかなければならないが、そういった風潮があまり無い職場が多い。




仕事復帰している友人も少なからずいるが、そういった環境が整っていない会社ではそのまま退社と言う人が多い。




人口が減少している中で子育ての支援をするのは国や自治体の当然の義務であるように感じるが、効果が目に見えて、すぐわかる形で出てこないからなかなか難しいんだろうな。




社会全体が主婦主夫という言葉に甘えて、何もしてこなかったのが原因である。




少しずつ改善の光は見えてはいるが納得できるレベルに来るにはまだまだかかる。