子どもをしつける時ってどうしてる?



周りに迷惑をかけない子になってほしい


明るく元気な子供に育ってほしい

などなど、親のエゴが入ってないだろうか?




最低限覚えさせないといけないことは確かにある。


人をむやみに傷つけない、いきなり車道に飛び出さない、など他人と自分の命を守るためのもの。




でもそれ以外をしつけるって、ちょっと考えてみると親が思ういい子にしつけていると考えられないだろうか。



「皆と仲良くなってほしい」と思ってたとする。


そうするとお友達と一緒に遊んだ時に、喧嘩をしたり、おもちゃを取ったり、集団の輪に入らず一人で遊んでたりすると、親の観念としては「皆と仲良く」だからそういった子供の行動にイライラまではいかないまでも違和感を覚え、無理矢理仲良くさせようとする。



そこに親はストレスを感じるだろうが、子供だってストレスを感じるだろう。



だって自分のやりたいことをやらずに親が言うことをやっているから。




ではどうしたらいいのか。



これは私自身の考えである。



最低限必要なしつけ以外は、子どもの好きにさせるのがいい。



子どもの事を一番知っているのはその子ども自身。


子どもの性質・性格と違うことをやっていると子供は親にとっていい子に育つだろうが、その子供にとっていい子に育つかどうかは別。



親が押し付けてやったことができた時、親が褒めると子供はそのことを自分が好きでなくてもやるようになる。


親が褒めてくれるから。



私はそこに大きな落とし穴があるのではないかと思う。



褒められること=いいこと


とだけの方程式が入ってしまうと、


褒められないこと=悪いこと


なってしまう。



だから、人目を気にばかりする、いつも気が利く人に成長するだろうが、褒められないことをやってしまった時の落ち込みはひどくなる。



褒められなくてもいいことなんて世の中にはいっぱいある。


むしろそれがほとんど。




褒められないことを否定してしまうとチャレンジ精神が磨かれない、出てこなくなるだろう。




褒められることに特化して書いたが、他の事についてだって言える。



だから、本当に子供のためを思うなら、親は我慢することが一番のしつけである。