資産なら聞いたことがある人は多いだろうが、私産となると聞いたことが無い人が多いのではないだろうか。



かく言う私もここ半年で知ったことなので大きくは言えないが、資産とは大きく異なる。


私産とは私有の財産の事であり、資産も含めたお金全般の財産である。



この私産は欧米においては親から子どもに対して教えるべき性教育とあともう一つのものとされている。



つまりはお金に対する教育を欧米の人は子供に伝承しているということである。




今の日本ではどうだろうか。


私も親からお金について教わったことはほとんどな、せいぜい無駄遣いしないようにとか、預貯金しておけばいいとかしか記憶にはい。



高度経済成長期にいた両親、祖父母なので、預金貯金しておけばお金は増えていったので深くは考えてこなかった、これなかったんだろうなと。



1950年の日経平均株価は100円であった。


バブル崩壊前1990年の日経平均株価は40000円に届くところだった。



つまりは40年で100倍になったということ。


株がこうであったので、金利もすごかった。


1980年代のゆうちょの半年複利がなんと11%であった。



今考えればものすごい時代があったものだと。




投資の基本に経済成長している国に投資をするというものがあるが、まさに日本で一生懸命働いて、貯金しておけばそれだけでお金が増えていった。



だからこそ時代は大変であったが、私産については考えずに済んだ期間であったのかな。




でも今の日本は1990年より-6%の成長をしており、昔のようなやり方ではお金が減るようになった。


また一生懸命働いても給料は減り続ける時代になった。




だからこそ私産の考えが必要になる。





ここでテストをしてみよう。


自分がどれだけ私産についての知識や知恵があるか、下の式から考えてみてください。


年収×年齢÷10=理想私産額



理想私産額と今現在自分が保有している、現金・有価証券、積立資産(保険、投信など)、不動産(払込分)の合計と比較してください。



大体同じということであれば、すばらしい。

私産の考え方が身についています。



半分以下であれば、今すぐ、考え方を変えてください。

そのうち破産します。



いかがでしたか。




資産より私産。


考え方が変われば、お金は増えていく。