投資の世界の中でもレバレッジというものがある。
レバレッジは日本語では、「てこ」のことである。
小学生の理科の教科書を思い出すことが出来れば思い出してほししが、てこには力点、支点、
作用点があり、力点と支点の距離に比べ、支点と作用点の距離が短いと力点で加える力以上の力が作用点にかかる。
これを投資に当てはめたとき、どんな意味を持つのか。
それは小さな資金で大きなお金を動かすとこ、また小さな労力で、他人の力を使ってお金を運用することである。
まずひとつめの例では不動産投資がある。
不動産はローンが組める。
するとどんなことが起きるのかというと、100万円の自己資金で3000万円の不動産を2900万円借りて、購入する。
利回りが年6%だとすると、一年で180万円の家賃収入がある。
ローンの支払いが年に120万円だとすると60万円が手元に残る。
この60万円は自己資金100万円で手に入れられたものなので、年利60%ということになる。
これが不動産のレバレッジである。
次に労力のレバレッジとは、他人に運用を任せるということ。
お金は自分の口座にあるんだけれども運用はプロがやってくれる、こういった仕組みを作ることが出来れば寝ていてもやってくれるからいいよね。
少ない自己資金のうちはこういったレバレッジをうまく活用して、増やすことができると早く増えていく。
もちろん増えたあともこの姿勢を崩さず、プロに運用を任せ、お金のレバレッジもかけつつ投資を行っていくといい。
そのお金をどういう風に使うかは人それぞれであるが、本当に好きなことができるのではないだろうか。