今日、知り合いの方との話の中で、一番の仕事ってなんだろうと考えることがあった。
私の考えとしてはやっぱり「子育て」じゃないかなと思う。
子どもが自分で生活できないところから、生活できるようになるまで面倒を見て、さらには社会に対応するべく、人格形成を行っていく。
会社で人材育成とか教育とか行うと思うが、既に確立された人格があり、自分で色々考える能力が既にある成人に対して行うものだから、言ってしまえば簡単ではないかなと。
何も社会の知らない、自由な子供たちを立派に、犯罪を犯すことなく、社会に適応できるように様々なことを教え込んでいくことは企業の行う教育とは次元の違う教育であると考える。
また親としては、そういったことを夫婦二人で、1人なり2人なりを育てていくことはとてもやりがいがあるし、自分のいろんな能力を引き出し、活用するいい機会である。
それによって人としての成長もできる。
だから何となく熟年離婚が、最近増えてるのか、単にピックアップされているだけなのか知らないが、起こるのはこのせいもあるのではないかなと思ったりもする。
子どもの世話をずっとしてきた母親、仕事だけの父親、どちらが人間としての成長ができているかを考えた時、個人差はあるだろうが、母親の方が成長できているのだろう。
だから母親が子どもが成人して、独立した後に父親を見限るということが起こる。
どうかはわからないが、こういう論理も成り立つと思う。
だからというわけではないが、父親でも育児に積極的に参加して、楽しんで、人としての成長ができればいいのではないかなと、ふと今日感じた。