同じかごに卵を盛るな
といったことはどの投資の本にも書いてある、ものすごく一般的なことなのでこのテーマで最初の記事としては適しているだろう。
つまりは、「分散投資をする」ということである。
例えば、月に1%のリターンが出る投資案件があったとして、手元に500万円ある。
このとき500万円を全て1%のリターンが出る投資に入れたとすると、毎月5万円の利息がもらえる。
しかし、この投資案件がこけたら500万円が0円になってしまう。
で、他に年利10%の投資案件、5%の定期預金、年利30%のファンド、4%の国債があったとし
て、100万円ずつ分けて投資すると、1年後には
12万円+10万円+5万円+30万円+4万円=56万円の利息がもらえる。
月1%の投資がこけても、400万円の元手が残り、そちらで44万円の利息を生んでくれる。
トータルではマイナスだが、500万円のマイナスと56万円のマイナス、どちらがいいかということである。
後者であればすぐに500万円まで増やせるが、前者は取り戻そうとも思えず、投資はコレっきりにしようと考えてしまう。
投資は常にリスクと一体のもの。
リスクヘッジをしておかないととんでもないことになる。