企業再生の分野でパイオニアの1人として活躍しているPWCアドバイザリー取締役パートナーである田作朋雄氏の寄稿
内容としては概ね下記の通りであった
①企業の再生とは 「財務再構築(緊急措置的な負債の軽減化)」を実施するだけでなく 「事業の再構築(ビジネスモデルの転換)」も伴わなければ将来はない
②「事業再構築」に関して 今まで我が国においては 「モノ作り」ばかりが重要視され ややもすれば 「いいモノを作れば必ず売れ それができないのは販売員や買わない顧客が悪い」という顧客ニーズ不在の暴論まで聞かれる 本質的には 顧客は「物質としてのモノ」を欲するのではなく 「その物質が生み出す効用」を欲するのであるから 人間が直接効用を生み出す産業=医療 介護 教育等の非製造業 すなわち 「見えざるモノ作り」にももっと着目すべき また このような産業の振興を後押しするような規制改革にも取り組むべき
率直な感想としては ①②ともそれ程 新鮮味 深みのある議論ではなく 少し残念
特に ②の「いいモノを作れば必ず売れる」という話などは 日常多くのベンチャービジネスの事業計画に接する身からすると レベルの低い議論であり 今更そのような話をしている企業 経営者は誰にも相手にされないのでは?と思ってしまう
田作氏の実感として まだまだ意識の低い企業や経営者が多いということであろうか?
企業再生ビジネスはまだまだ魅力的だ(市場がある)ということなのか はたまた 下火になりつつあることを感じてのポジショントーク的な話なのか