小林一茶の俳句♪

夏休みも近づきお家時間が増える時期になってきましたね🌞

スズキメソードでは楽器のレッスン以外にも小林一茶の俳句を100句覚えようというプログラムがあるので、ご紹介させて下さい♪私のクラスでは、主に楽器を習い始めたばかりの生徒さんに練習の習慣をつける目的で取り入れています

100という数字、数字を覚え始めた子どもたちには効果抜群ですよね家の5歳も100は偉大な数だと思っています

俳句を100句覚えるにはコツがあり、小さい子でも取り組める課題なので、おススメです

100句覚えた生徒さんは、練習する習慣、記憶力、集中力、語彙を増やす、達成感からの自信などの成長が感じられます。

レッスンに通って下さっている生徒さんだけでなく、夏休みのお家時間が長くなるこのタイミングで習慣をつけるお稽古としてとてもおススメです

私のクラスでは、主に楽器を習い始めたばかりの生徒さんに練習の習慣をつける目的で取り入れています

レッスンではピアノのレッスンの後に少しソルフェージュを行い、最後に覚えてきてもらった俳句を言ってもらいます。

見事覚えて言えたら俳句の番号の所にシールを貼り合格になります💮

小さな事ですが、認められて合格のシールがもらえる瞬間はどの子もとても嬉しそうです

この経験が積み重なって成長につながるんだなと思い、私もいつも嬉しく聞かせてもらっています

なぜスズキメソードでは俳句を教材にしたのか。俳句は短い言葉の中に景色や感情を感じさせてくれます。

この短い言葉の中で想像するという事が大事な経験になるのだと思います。

ビートルズのジョンレノンの言葉で「最近俳句の世界を知ったんだが、それは本当にファンタスティックなんだ。すべての虚飾を取り去ったあとには真実が残る。長い華やかな詩の代わりに、俳句はただ『木のテーブルの上に置かれた白いボウルの中の黄色い花』としか言わないんだ。でもそれこそが本当にすべてをみせてくれるのだ。俳句は、僕が知っている詩の形式の中で、一番美しいものだと思う。」という言葉を残しています(黛まどか・茂木健一郎「俳句脳」Ｐ163より引用。)

西洋の詩は書いている人の感情を書く事が多く、俳句は情景を書き読んだ人それぞれに想像し感じる事ができるのかなと思いました。

鈴木先生が選ばれた小林一茶の俳句は動物や季節の出来事などの小さい子でも馴染のある物が多くあります。