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B君、K君、そして読者の皆様;
皆さんのブログないし、ツイッターのつぶやきを見ていますと、沢山の方々が、まるで何かに取り憑かれたように、単語、単語、単語と、単語を覚えようとなさっています。これについては以前に、私も記事を書きましたので、まずお読みになってください。英語で話しましょう - フレーズで覚えましょう。
よく、「世界の驚異」的な番組で、ものすごく記憶力の良い人が出てくる時がありますよね。100人ほどいる人の名前を名前を聞いた順でも逆さでも、復唱し、また何番目の人の名前は何か?でも答えられる様な人。人の名前みたいな、脈絡の無いものを覚えるには、それなりの技術がいります。どうやって覚えるのかというと、技術の中の一つに、「Memory by association」というのがあります。何かに関連付けて覚えるのです。コジツケでもなんでも、もう一つの記憶の手がかりをくっつけて覚えるのです。
子供の頃、母に「はげちゃびんって、ママ、何?」って聞いたら、母は、「貴女のおじいちゃん目に浮かべて。」と、言いました。すると、まず思い出されたのは、磯野波平(いそのなみへい)程の髪もない、私のおじいちゃんでした。「ハゲてるってこと?」「そう。ちゃびんがはげてるんじゃないのよ。」それ以来、おじいちゃんをおもいうかべれば、はげちゃびん、はげちゃびんと聞けば、おじいちゃんを思い出しました。私の決して忘れることのない語彙です。
ですから、単語を単語で幾つかの意味と共に覚えるのではなく、フレーズで或いは文章で覚えるのが良い、というのは、単語の使われる位置、状況、それにまつわる全体的な雰囲気までも、文法と共に覚えられるということです。辞書には必ず単語と共に例文があります。それをまず読むことです。そして、それを使った文章を自分で作れるようになれば、もうしめたものです。(続く)
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