※今回はミニだみが通う大学の

自慢話になります。

見苦しいかもしれませんが

お付き合いいただけると嬉しいです。

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MARCH大学3年娘ミニだみの

前期試験がようやく終わり

長い夏休みが始まりました。

 

 

公務員志望のミニだみは、普段から

公務員試験の勉強をしているからか

 

前期試験の勉強への気持ちの導入が

滑らかと言いますか

ヤル気が出ない、面倒くさい、など

高校生時代にいつも喚いていたセリフは

全く聞かれず

 

むしろ

「GPT(評定)3.8を目指す!」という

謎の自分目標を掲げ、気合い入れて

前期試験へ突入していました。

 

 

その前期試験が終わり

目標達成への手応えはどうだったか

マジだみは知りませんが

 

試験の為に休んでいたバイトを

機嫌良く再開させているので

まぁそこそこ出来たんだろうと

思います。

 

 

マジだみ自身は

大学が美大だったこともあり

学生時代の勉強といえば

座学ではなく作品作りでして

 

それは

マジだみが小学校時代から大好きな図工を

ずっと続けられる

パラダイスな世界だったので

大学で作品を作らない

(勉強的なことをしない)

というのは考えられませんでした。

 

なので

総合大学の文系学部生の多くが

サークルにバイトに遊びにと

勉強以外の活動に熱心になる、

という話を聞いた時

 

親から高い学費を払ってもらっているくせに

よくそんなに遊びまわれるもんだ、と

オタク陰キャのマジだみは

キラキラ大学生に対して

羨望混じりに鼻を鳴らしておりました。

 

 

そんなワケで

ミニだみがMARCH大学経済学部という

いかにも遊んでそうな学部へ進学した時

 

真面目だけが取り柄の大学とはいえ

所詮、勉強嫌いなミニだみのこと

きっと遊び回るんだろうよ、と

マジだみが過去に見た

キラキラ大学生を思い出して

そんなに期待していなかったのですが

 

入学して3年たった今

高校生の時よりも意欲的に勉強している

ミニだみの姿を見まして


そしてミニだみ以外の同じ学部生も

サークル仲間も

何かしらの勉強を継続しているようで

 

文系学部の大学生でも

こんなに勉強するんだなぁと

ちょっとびっくりしています。

(もちろんMARCH大学生の全員が全員

勉強しているわけではなく

遊びまくって留年の危機に陥る学生も

ちらほらいるようです)

 

 

 

その理由はただひとつで

「勉強に励む環境があるから」

です。

 

よく中学受験で

「勉強に励む環境が整っている」理由で

私立中学を目指すお話がありますが

 

ミニだみの通うMARCH大学は

その「勉強に励む環境」を

大学側と学生側とが一緒に作り上げている

という雰囲気があります。

 


最初に大学側からの

「資格取得を目指す」働きかけがあり

それに手を挙げる学生が

ぽつぽつ現れはじめ

 

その学生に刺激を受けた別の学生も

「友達がやるんだったら自分も」

という感じで

 

凪いだ水面に

「目標」という小石が投下され

波紋が広がるように

勉強の輪が広がっていくようでした。

 

 

それは、

ネットを賑わせる成功者やお金持ちを見て

彼らに憧れて起業したり

アプリを開発するような

オシャレな学生とは真逆の

 

コツコツと机に向かう

地味な活動で

 

しかも目指す資格というのも

フューチャリストから

「将来無くなる仕事」と揶揄される

残念な資格になるかもしれませんが

 

フューチャリストの予言通り

仮に資格自体が消滅したとしても

マジだみは彼らを見て

無駄な所作や努力だとは

全く感じません。

 

何故なら、MARCH大学生にとって

勉強することは特別なことではなく

当たり前のこととなり

 

社会人になったあと

その勉強耐性が

彼らを救うことになるからです。

 

 

 



マジだみが社会人になったころは

毎日が勉強の連続でした。


マジだみの仕事は内装設計でして

建築設計に比べて

必要な知識量は多くないものの


建築基準法、消防法、保健関連法

都道府県市町村の条例など

法律関係の暗記から


建材の種類や規格、施工方法など

モノづくりの知識


照明や内装機材を動かす為の電気技術、

人々が居住するのに相応しい空調設備技術、

調理や清潔に保つための上下水道の整備

などなど。。。。


。。。こういった知識を習得した上で

デザイン設計、施工監理するのですが


それ以上に苦労したのが

施主との打ち合わせや金額の折衝、


建築本体工事を担当するゼネコン担当者や

商業施設を統括する

内装監理室との設計工事のすり合わせ、など


マジだみが一番苦手とする

コミュ力のスキルアップでありました。


そして

上記の知識やスキルの習得は

出来れば新卒から3年くらいで

叩き上げていかなくてはなりません。



ちなみに

街中を歩いていると

時々テナント工事現場を

見る機会があると思いますが


テナントの内装工事の日程は

お施主さんの営業開始日と直結しています。


もし、工事が遅れたら当然

営業開始日が遅れるワケですが

お施主さんにとってそれは

営業で得られたハズの利益を出せない

損失状況であり


内装設計業者はその損失を

お施主さんに支払わなくてはなりません。


内装業者はそんなリスクを背負って

仕事をしているので

マジだみのような設計担当者は

とにかく工事を早く終わらせるのが

大大大使命となります。


当然、短納期工事が必須となり

マジだみは工事業者さんに頭を下げて

突貫工事を依頼することになりますが


たかが大学卒業したての小娘の頼みなぞ

工事業者さんが聞き入れてくれるはずもなく

「オンナが工事現場に来るんじゃねえ」と

恫喝されたり馬鹿にされたことも

一度や二度ではありません。



工事業者さんと仲良くならないと

仕事が出来ない、と腹を括ったマジだみは

アホな話ではありますが


工事現場の10時3時の休憩時間、

喫煙室でタバコを吸いながら

談笑する業者さんの中に混じるために

マジだみも喫煙をする、という

必死の行動に出ました。


そんなマジだみの不器用さがウケたのか

いつの間にか

工事業者さんと仲良くなり

マジだみは現場の所作や基本を

工事業者さんから教えてもらえまして


その経験が20年経った今でも

仕事に活かされています。




半分愚痴みたいなお話になりましたが

上記のマジだみの経験は

美大で教えてもらえるワケはなく


すべて社会人になってから

身につけたものでした。



そして今でも思い出すのは

勉強耐性が皆無であるがゆえに

「机に向かってコツコツ勉強する」のが

とても辛かった。。。


高校生の頃のマジだみは

公立美大志望でしたから

センター試験の5教科7科目の勉強で

机にかじりついていましたが


大学生になってからは

作品ばかり作っていて

机に向かって勉強することは

ほとんどなかったので


社会人となり

建築基準法を覚えるために法令集を開くと

すぐ寝てしまい

机の前に1時間も座っていられませんでした。

(仕事で疲れていたのもありますが)



そんな体たらくですから

新卒1年目は

設計事務の所長に怒鳴られるのが

日常茶飯事で

そのことを思い出すと

今でも背中に嫌な汗をかいてしまいます。





長くなりましたが

マジだみ自身の経験からも

大学生の間も勉強耐性を維持することは

社会人になった後も凄く役立ちますし


それで早く仕事を覚えられたら

自分のスキルアップだけではなく

上司や同僚との人間関係にも好影響を与えると

確信しています。


ただ、

勉強耐性が付いていたとしても

勉強している本人には

あまり自覚はありませんから


それらが

キラキラと目立つことはなく

注目もされることなく


よって、

MARCH大学はいつまでも

地味な存在として

東京の田舎に鎮座するのであります。



でも!

MARCH大学生の皆さんは

大自然に抱かれて

無理せず背伸びせず、自分のあるがままに

気持ちよくキャンパスライフを

楽しんでいますよ!


高校生の皆さん

良かったら田舎にあるMARCH大学の

オープンキャンパスに来てくださいね!

東京とはいえ、車で大学に来ても

駐車場代が安くですみますよ!



そういや、

早稲田大学の所沢キャンパスも

首都圏からかなり離れた場所にありますが

MARCH大学の多摩キャンパスほど

田舎者扱いされませんよね。。。。


ここにも早慶とMARCHの

大きな隔たりがあると感じるのは

マジだみだけですかね。。。?



あ、すいません。

陰キャマインドが

文章に滲み出てしまいました。



今日もくさくてゴメンなさい。イヒ