※今回のブログは

マジだみの偏見が入った内容になっています。

違和感や間違いを感じる方がいらっしゃれば

ご指摘頂けるとありがたいです。

 

 

近頃のマジだみは

大学3年娘のミニだみや

大学4年姪の姪だみなど

自分以外の人間の職業選択に関わる、

というか

関わらされることが増えておりまして

 

仕事でも直近で

30代男性の中途採用面接を

上司から命じられました。

(一年前も面接で

30代理系男性を中途採用しており

想像以上に活躍してくださっていて

今では勤め先にとって

必要不可欠な人材になりました)


マジだみの勤め先の部署が

開発部という理系の巣窟なので

中途採用する男性も

必然的に理系出身となるわけですが

 

マジだみは文系卒なので

そうすると普通は

面接したり指導する立場にはなれません。

 

ただ、紹介される人材は

専門学校卒の男性がメインでして

 

マジだみ自身が一応

5教科受験の国立大学への進路を強要される

自称進学校を卒業しているので

数学的側面でも

なんとか彼らと話が出来るというのと

理系の学の無いマジだみを

年下の彼らがフォローしてくれているのとで

 

実際の現場では

スムーズに仕事を進めることが出来ています。

 

 

で、今回

就活エージェントから紹介された男性は

建築の専門学校を卒業した後

大規模冷凍庫から原子力建屋まで

設備系の設計や施工管理などの

実務経験を積んだほか

 

土木業界にも

一時的に従事していたということで

 

専門卒とはいえ

プラントの設計施工業界では

私なんか絶対太刀打ちできない人じゃん。。。

こんなオーバースペックな人を

本当に私の下につけるのか?と

マジだみは震えてしまいました。

 

ただ、マジだみがいる業界は

彼がいたプラント業界とは異なる

建材メーカー業界ですので

現時点ではマジだみの方が

彼より知識があるということで

 

あまり気は進みませんが

一応上司という体で彼を指導する予定です。

 

でもきっと、3ヶ月くらいで

追い抜かれるだろーなー。。。。

 

 

面接を終えて

採用通知を出すように上司へ申請した後


マジだみは給湯室でコーヒーを入れて

自分のデスクで小休憩を取りながら

ミニだみの就活のことを

思い出していました。

 

 

偶然ではあるのですが

 

民間への就活を始めたミニだみが

「水ビジネス」を行っている企業に興味を持ち

 

オタクなマジだみも、ミニダミをネタに

「水ビジネス」に関わっている企業を調べる中で

 

それらの企業の多くは

工業地帯にプラントを持っていることを知り

そのプラントの構造を調べておりますと

マジだみはだんだん楽しくなってきまして

 

気が付くと

ミニだみの就活はどこへやら

すっかりプラント事業の魅力の虜に

なっていました。

 

 

そんなプラントオタクになりかけている

マジだみは

面接に来たその男性相手に

プラント業界の話を聞きまくりまして

 

マジだみのあまりの熱量に

男性はドン引きしていました。

 

ただ、

彼のスキルシートには書かれていない

彼の誠実で我慢強い人柄が

プラント仕事の話から

十分に伺い知ることが出来まして

 

対面による採用活動は

そういったことを知るために

行われるようなものですので

 

マジだみのオタク活動も無駄じゃなかったな、と

コーヒーを飲みながら

ひとり悦に入っていました。

 

 

 

 

そんな妄想オタクマジだみを

どこかで見ていたかのように


普段は全然連絡をよこさない

福岡に住んでいる妹から

ラインが入ってきました。

 

 

スマホを覗くと

 

「おねーちゃん、悪いけど

うちの息子に進路の選び方を

レクチャーして欲しいんよ」

 

という一文が書かれています。

 

 

 

。。。。は?

 

 

マジだみの妹には

娘と息子の2人の子どもがいます。

 

で、そのうちの娘(姪だみ)が

現在マジだみんちに居候しながら

WEBデザイナーの就活をしているのですが

 

もうひとりの息子(甥だみ)の方は

この4月で高校3年生となり

そろそろ大学受験のことを

真剣に考えなくてはなりません。

 

 

教育カテゴリーのブログに登場する

お子さんたちは

皆さん優秀さんばかりなので

大学受験を考えるのは

高1から(何なら中1から)、が

セオリーになっている風潮がありますが

 

甥だみの通う公立高校は

大学受験リテラシーが高くない

偏差値50の高校なのであります。

 

 

特に地方の場合

マジだみが若い頃だと

偏差値50の公立高校から大学進学する学生は

少なく、よって

進学先に悩むことは無かったと思いますが

 

現在は地方でも

偏差値50の公立高校から

大学進学するのが当たり前になっていまして

当然、甥だみも地元福岡で

その流れに乗るつもりでいるようです。

 

 

ただ、前述したように

甥だみの高校は全体的に

大学受験リテラシーが低いがゆえに

受験に必要なことが後回しになりやすく

 

高校3年生になってようやく

大学受験に向けて動き始めるような状態です。

 

 

なので、その進学先の大学は

定員割れしている大学がメインだろうな。。。。

と、思ったのですが

 

妹の話によると、意外なことに

地元福岡でもそこそこ名の通った

中堅大学に進学しているらしく

ちょっと驚きました。


しかしよくよく考えると

それは偏差値50の高校生の

レベルが上がったというより


少子化による影響で

中堅大学の運営が厳しくなり

多少学力の低い学生達も

入学させざるを得ない状況になったのかなと


マジだみは妄想しました。

 

 

甥だみに話を戻しまして

 

甥だみは割と数学が好きで

高校では理系コースに所属しているので

大学学部も理系が希望のようですが

 

具体的に理系のどの学部が希望かと

問いますと

 

「自分は何をしたいのかよくわからん

だから

どこの学部がいいかわからん」

 

という

悲惨な状態に陥っているようでした。

 

 

 

。。。。ったく、妹め。

姪だみに引き続き

甥だみも進学放置プレイしてたんかい。。。

 

 

マジだみはガックリ項垂れました。

 

 

甥だみが文系なら

とりあえず大学に入ってから

ゆっくり自分探しが出来るかもしれませんが

 

理系ともなると

大学進学の時点で

専門分野が分かれているところが多いですから

 

何がしたいのかわからん状態で

適当に学部を決めることは

危険な博打になりかねません。

(本人の気質に合わなかったら最悪です。。。。)

 

これが難関大学レベルだと

興味が薄い分野に

間違って行ってしまったとしても

学生自身が優秀君なので

その中で面白い分野を探し出すなど

自分で興味の創出をするように思いますが

 

甥だみのような、そもそも勉強に対して

ポテンシャルが高くない学生の場合

進学した学部が自分に合っていなければ

せっかく高い学費を払っていても

やる気を失って中退する恐れがあります。

 

 

とはいえ、

甥だみに多少のアドバイスを施し

自分探しを急かしたとて

1ヶ月後に

「やりたいことが見つかった!」とは

ならないだろうしなぁ。。。。

 

マジだみは頭を抱えます。

 

 

仕方がない。

こりゃもう、

私のあてにならん連想ゲームで

解決するしかないか。。。。。

 

 

甥だみは、小学生の時から

ずっと剣道をやっていますので

体力があり


また高校生なった今でも

家の中でのスマホゲームではなく

友達とよく外遊びをしています。

 

また妹達が家族旅行で

大分熊本の温泉地に行った際

甥は自然を満喫できる体験を

妹にせがんだり

 

また、甥だみが小学生のころに

マジだみが甥だみへの誕生日プレゼントとして

定期購読を申し込んだ

ナショナルジオグラフィックを

甥だみはトイレで熟読していたようです。

 

 

そんな甥だみですので


研究室にこもって

新商品の開発に勤しんだり

システムエンジニアのように

来る日も来る日も

PCの前に座っている仕事ではなく

 

外に出て働く仕事が

彼には合っているように思いました。



 

そこまで高い学歴を要求されず

フィールドワークが重視される、

そんな理系分野はあったかな。。。。

 

 

。。。。。。。。

。。。。。。。。あった。

土木だ。

 

 

ヘルメットをかぶり

作業服を着て安全帯を付けた甥だみが

まぶしい日差しの中で

未完成のダムや橋梁のたもとに立って

 

工事業者のオジサン達に

イジられ可愛がられながら

一生懸命に工事の打ち合わせをしている光景が

マジだみの頭の中で像を結びました。

 

 

土木なら絶対無くならない仕事だし

専門職だから

実務経験を積めば長く働けるし

関わる仕事の範囲は橋やダムだけじゃなくて

鉄道、高速道路から住宅地まで

人間がいる場所すべてを網羅している。

 

 

。。。。よし。

 

 

マジだみはとりあえず

本州と九州を繋ぐ関門海峡大橋を

施工した企業を調べます。

↑関門海峡大橋

 

施工したのは

「安藤ハザマ」という企業でした。

(安藤建設と間組が合体した会社)

 

 

次に安藤ハザマのHPの採用情報から

リクナビ2025に飛びます。

 

その下の方に記載されている

安藤ハザマの採用実績大学名を探ります。

 

 

。。。。。。

あった!

 

それは甥だみの成績でも多分

行けそうな

福岡大学と九州産業大学の名前でした。

 

うーんと、じゃあ、

福大より下の偏差値の

九州産大の方を調べるか。。。。

 

次に九産大の

都市デザイン工学科(土木工学科)の

HPに行きます。

HPの下の方にに掲載されている

就職先を探しますと。。。。

 

安藤ハザマの名前がありました。

 

やった!

関門海峡大橋と九州産大が繋がった!

 

 

ついでに

甥だみの高校の大学合格実績を調べると

予想通り多くの学生が

九州産大の合格を取っています。

 

よし、これで甥だみの

進学プレゼン資料が揃った。

 

 

 

 

関門海峡大橋は

福岡人が自慢する大型橋梁のひとつで

全国でも名の知れた観光名所でもあります。

 

甥だみをドライブがてら

関門海峡大橋へ連れて行き

その大橋を見上げながら

 

「九州産大の土木に行けば

あの関門海峡大橋を作った

安藤ハザマに就職できるかもしれない。

 

もし安藤ハザマに就職出来たら

甥だみもこの関門海峡大橋のような

大きな橋を作れるかもしれない。

 

甥だみが作った建造物が

ずっと日本の地図と歴史に

残るかもしれないよ。」

 

そのように甥だみに伝えたら?、と

妹に資料を託しますと

妹は喜んでいました。

 

 

それらの資料が甥だみの心に

響くかどうかわかりませんし

そもそも九州産大に行ったとて

安藤ハザマに就職できるかどうかは

わかりません。


また、観光名所となるような

大型土木工事に着手する機会も

無いかもしれません。


 

しかし、甥だみがこれまでやっていたような

大学の理系学部の資料を何となく眺めるような

漠然とした考察ではなく

 

こんな感じで仮の目標物を決めて

具体的な企業を探したりして

自分の未来への選択肢を

たどっていく方法は

ビジュアル的にも実感がわきやすいですし

 

やっぱり土木は興味ないよ、という結果に

なったとしても

甥だみが別の進路を見出すのにも

流用できると思います。

 

 

というわけで

マジだみが甥だみに出来ることは

ここまでです。


後は甥だみのポテンシャル次第ですが

マジだみの血が少し入った甥だみですので

甥だみなりに

幸せになる進路を掴み取ってほしいです。





。。。。ふと

安藤ハザマの大卒のお給料が気になって

一応確認しました。




新卒で25万円超えか。。。。

すげーなぁ。。。。




甥だみを上から目線でレクチャーするつもりが

何か羨ましくなってきました。

 

 今日もくさくてゴメンなさい。イヒ